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令和 2年 3月定例会(第2号 3月12日)

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  1. 清川村議会 2020-03-12
    令和 2年 3月定例会(第2号 3月12日)


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    令和 2年 3月定例会(第2号 3月12日)             令和2年清川村議会3月定例会(第2日)会議録           令和2年3月12日(木)午前9時30分開議       ――――――――――――――――――――――――――――― 〇出席議員(9名)            2番   細 野 賢 一 議 員            3番   城 所 英 樹 議 員            4番   山 口   進 議 員            5番   笹 原 和 織 議 員            6番   山 本 雅 彦 議 員            7番   川 瀬 正 行 議 員            8番   藤 田 義 友 議 員            9番   細 野 洋 一 議 員           10番   岩 澤 敏 雄 議 員       ――――――――――――――――――――――――――――― 〇欠席議員(なし)       ―――――――――――――――――――――――――――――事務局出席者           事務局長   大 矢   正           書記     柳 川 哲 也
          ――――――――――――――――――――――――――――― 〇説明のための出席者           村長         岩 澤 吉 美           副村長        岸   直 保           教育長        山 田 一 夫           参事兼政策推進課長  川 瀬 久 弥           参事兼税務住民課長  杉 山 義 則           参事兼産業観光課長  折 田 克 也           総務課長       山 田 明 男           保健福祉課長     平 田 勝 彦           まちづくり課長    清 水 洋 一           教育委員会参事    山 口   篤           学校教育課長     井 上 竹 夫           生涯学習課長     山 田 晴 久           会計管理者      細 野   正     =================================================================== 〇議事日程 日程第 1 議案第 5号 清川村国民健康保険条例の一部を改正する条例について 日程第 2 議案第 6号 清川村簡易水道条例の一部を改正する条例について 日程第 3 議案第 7号 令和2年度清川村一般会計予算 日程第 4 議案第 8号 令和2年度清川村国民健康保険事業特別会計予算 日程第 5 議案第 9号 令和2年度清川村簡易水道事業特別会計予算 日程第 6 議案第10号 令和2年度清川村下水道事業特別会計予算 日程第 7 議案第11号 令和2年度清川村介護保険事業特別会計予算 日程第 8 議案第12号 令和2年度清川村後期高齢者医療事業特別会計予算     =================================================================== 〇本日の付議事件  1 議案第 5号 清川村国民健康保険条例の一部を改正する条例について  2 議案第 6号 清川村簡易水道条例の一部を改正する条例について  3 議案第 7号 令和2年度清川村一般会計予算  4 議案第 8号 令和2年度清川村国民健康保険事業特別会計予算  5 議案第 9号 令和2年度清川村簡易水道事業特別会計予算  6 議案第10号 令和2年度清川村下水道事業特別会計予算  7 議案第11号 令和2年度清川村介護保険事業特別会計予算  8 議案第12号 令和2年度清川村後期高齢者医療事業特別会計予算     ===================================================================                午前 9時30分 開会 ○議長(岩澤敏雄君) おはようございます。ただいまの出席議員は9名で、議員定数の半数に達しております。  ただいまから、令和2年清川村議会3月定例会第2日を開会いたします。  直ちに、本日の会議を開きます。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) これから議事に入ります。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 日程第1、議案第5号、清川村国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。岩澤村長。 ○村長(岩澤敏雄君) 皆様、おはようございます。本日、清川村議会3月定例会第2日目、どうぞよろしくお願い申し上げます。  それでは、ただいま議題となりました議案第5号、清川村国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。  本改正は、国民健康保険法施行令の一部改正等に伴い、保険料の賦課限度額等を引き上げ、また、国民健康保険に加入する18歳以下の子どもにかかる国民健康保険料の被保険者均等割額の減免を行うため、所要の改正を行うものでございます。  細部につきましては、担当課長に説明させますので、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) それでは、議案第5号、清川村国民健康保険条例の一部を改正する条例について、細部説明を申し上げます。  今回の改正は、国民健康保険法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険料の賦課限度額、被保険者均等割額及び世帯別平等割を軽減する所得判定基準を引き上げられたこと、また、国民健康保険料の均等割については、社会保険等にはなく加入者一人一人にかかるもので、収入のない子どもたちに対しても、人数分の賦課がされる制度となってございます。  このことから、村独自で令和2年度から、子育て支援等の一環といたしまして、18歳以下の子どもにかかる保険料の均等割を減免するため、所要の改正を行うものでございます。  それでは、改正条例について、議案等説明資料の新旧対照表でご説明させていただきます。資料№4をごらんください。右側が改正前、左側が改正後、改正部分をアンダーラインでお示ししてございます。  初めに、第16条の6、基礎賦課限度額でございますが、「61万円」を「63万円」に、第16条の12、介護納付金賦課限度額「16万円」を「17万円」に改めるものでございます。  次に、第20条第1項は保険料の減額でございますが、「61万円」を「63万円」に改めるものでございます。  次に、2ページ上段をごらんください。同項第2号中、保険料5割軽減の所得判定基準について、被保険者数に乗ずる金額「28万円」を「28万5,000円」に改め、同項第3号中、保険料2割軽減の所得判断基準について、被保険者数に乗ずる金額「51万円」を「52万円」に改めるものでございます。  次に、3ページ中段をごらんください。第3項の後期高齢者支援基金等賦課額及び第4項の介護納付金賦課額の読みかえ前の額「61万円」を「63万円」に、「16万円」を「17万円」に改めるものでございます。  次に、4ページにわたりますが、第25条の保険料の減免について、第1項第2号の次に、減免規定であります「第3号」を追加するものでございます。  条例本文に戻り、中段をごらんください。附則第1項の施行期日は、令和2年4月1日から施行するものでございます。第2項、経過措置については、この条例による改正後の国民健康保険条例の規定は、令和2年度以降の年度分の保険料について適用し、令和元年度分までの保険料については、なお従前の例によるものとしてございます。  以上、条例の細部につきましてご説明いたしましたが、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。笹原議員。 ○5番(笹原和織君) 本条例改正が、国の制度改正に対応する村の条例改正部分と、それとは別の、村独自の政策的改正による部分の二つに分けられていると思いますので、それぞれについて何点か質問させていただきたいと思います。  まず、国の改正に対応する村の条例改正部分についてであります。国民健康保険料基礎賦課額介護納付金賦課額のそれぞれの賦課限度額を61万円から63万円に、16万円から17万円に引き上げるということは、高額所得の国民健康保険の被保険者負担が増すという理解でよろしいのでしょうか。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) 議員ご認識のとおりでございます。なお、参考までに基礎賦課額を例にとってみますと、63万円の該当者につきましては、必要経費を除いた所得額が約1,100万円以上の方が対象となります。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 笹原議員。 ○5番(笹原和織君) では次に、同じく国の制度改正に対応する村の条例の改正点ですけれども、被保険者の均等割額及び世帯別平等割額を軽減する所得判定基準について、5割軽減基準を28万円から28万5,000円に、2割軽減の基準を51万円から52万円に引き上げるというこの改訂は、低額被保険者の負担を減らすという理解でよろしいのでしょうか。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) 議員ご認識のとおりでございまして、所得判定基準を引き上げることによりまして、5割軽減、2割軽減の範囲を広げることになります。そのことによりまして、低所得者の保険料負担が減ることとなってございます。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 笹原議員。 ○5番(笹原和織君) では次に、国の制度改正とは別の、村の独自改訂部分について確認させていただきたいと思います。この村独自制度改革は、専ら国民健康保険の加入者向けとなりますけれども、一つ、村の保険加入者のうち、この国民健康保険加入者の割合はどのくらいであり、二つ目、村内の対象は何世帯程度であり、三つ目として、必要な経費見積もりはどの程度と予測されているのでしょうか。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) ことし2月末の人口が2,921人で、国民健康保険の被保険者数につきましては、784人となってございますので、加入割合は26.84%となってございます。  また、対象世帯についてですが、24世帯でございます。また、該当者については34名というふうに見込んでございます。  それから、必要な経費についてですけれども、予算の際に、この後、またご説明申し上げますが、見込みで101万6,600円ということでございます。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 笹原議員。 ○5番(笹原和織君) 非常に一部の対象であるということが理解できましたが、そもそもこの国民健康保険の改訂の必要性はどこにあるのでしょう。会社員や公務員の他の保険と比べて、優遇されているということはないのでしょうか。その相違点を説明していただければと思います。  他方で、この国民健康保険は、被保険者の保険料を原資として運営するのが原則であると思います。ですので、その必要な財源の今後将来にわたる充当見込みと、参考になる県内の対応状況、あるいは国の制度変更の見込み等などがあれば、教えていただきたいと思います。特に村の場合、今後、積立基金額をふやしていく必要があるのではないかと思いますけれども、一般財源等からの繰り入れが最悪のケースでは予測されると思いますけれども、どのように対応していくつもりなのかも確認させていただきたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) 国民健康保険料の均等割額については、社会保険等にはない、加入者一人一人に賦課されるものでありまして、収入のない子どもたちにも賦課される仕組みとなっています。一方、社会保険等の保険料の計算につきましては、標準報酬月額というものがございまして、それで年額が決まります。そのうち半分を事業主が負担することになります。また、社会保険等につきましては、扶養が何人加入されても、所得に応じての保険料の額となりますので、国民健康保険のような、人数がふえることによって社会保険料がふえるということはないという、そういうふうな違いがございます。  また、減免にかかる保険料の財源についてでございますが、国民健康保険財政調整基金を活用いたします。基金の状況につきましては、今年度末の見込みで、1,100万ほどになる見込みでございます。基金につきましては、平成30年度の国民健康保険制度の改革に伴いまして、国民健康保険の財政の安定化を図るため、県や国の補助を受けまして、神奈川県国民健康保険財政安定化基金を設置してございます。この基金によりまして、期限付ではありますけれども、令和5年度まで見込みを上回る医療費等の増額があった場合には、この基金から繰り入れをし、一人当たりの保険料が急激に上がらないよう、激変緩和措置をしていくことになってございます。  しかしながら、令和6年度以降につきましては、まだ不確定、不透明なところもございますので、本村におきましても、医療費が上がらないように保健師等と連携をしながら、重症化予防等の保険事業をより一層推進をしていくこと等で、県から補助金が受けられる制度もございます。これらを活用することで、適正な財政運営を図る見込みでございますので、計画的な積み立てを今後していきたいというふうに考えてございます。  県内の対応状況についてでございますが、現在、横浜、川崎及び中井町が実施してございます。令和2年度からにつきましては、本村を含めまして、大井町、箱根町が実施を予定してございます。また、そのほか県内16の自治体では、近隣等の状況によって判断するというふうに伺っております。全国的に見ましても、子どもにかかる均等割保険料の減免を実施する自治体は年々ふえている状況でございまして、特に元年度から始めている自治体が多く見受けられます。また、恐らくですが、令和2年度からは、さらに多くの自治体が実施をしてくるものと予測をしてございます。  また、国の制度変更についてですけれども、国では平成27年2月に国保基盤強化協議会を開催し、地方から提案が出ております、子どもにかかる均等割保険料の軽減措置の導入について、引き続き議論をすることとしております。この件につきましては、全国知事会からも平成30年7月に、平成31年度国の施策並びに予算に関する提案・要望として、また、地方議会からも同様の要望が出されている状況でございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 笹原議員。 ○5番(笹原和織君) ご説明ありがとうございました。国の制度改正に伴う弱者保護の観点からの改正については、納得のいく説明がなされたものと考えます。  しかしながら、村の独自改正部分については、全員協議会の説明及び提案理由の説明では、提案目的として少子化対策及び子育て世代支援策の一環と説明いただきましたけれども、私は社会保険制度の公平性の観点と、将来への村づくりの方向性という観点から、多少の疑念を持っておりました。説明によれば、この改正はむしろ他の社会保険と国民健康保険の被用者の視点からの公平性を確保しようとするものでありまして、この点については、納得のいく説明が得られたものと考えております。  しかしながら、財源手当てについては、地方からの要望を受けて、国でも協議中とはいえ、いまだ各自治体の財源手当てに寄らざるを得ず、県レベルでの対応等がとられる予定であるということもご説明でわかりました。  しかしながら、最悪の場合、やはり一般財源からの繰り入れが視野に入るものと思いますけれども、税負担の公平性という観点及び財政の硬直性、あるいは政策的財政の自由性を確保するという観点からは、やはり多少の問題が生じる可能性があると思います。くれぐれもそのようなことがないように運営していただくことを要望して、私の質問を終えたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり)
    ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これから、議案第5号、清川村国民健康保険条例の一部を改正する条例についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。  したがって、議案第5号、清川村国民健康保険条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 日程第2、議案第6号、清川村簡易水道条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) ただいま議題となりました議案第6号、清川村簡易水道条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由を申し上げます。  本改正は、水道法の一部改正に伴い、給水装置工事事業者の指定の更新制が導入されたことにより、当該更新にかかる手数料を定めるほか、所要の改正をするものでございます。  細部につきましては、担当課長に説明させますので、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) それでは、細部につきましてご説明いたします。  ただいま村長から提案理由で申し上げましたとおり、水道法の一部が改正されたことに伴いまして、給水装置工事事業者の指定が更新制となり、登録後5年ごとに更新手続が必要となりましたことから、更新時の手数料を定めますとともに、字句等の整理を行い、所要の改正をするものでございます。  お手元の議案等説明資料の№5、新旧対照表をごらんください。右が改正前、左が改正後で、改正部分をアンダーラインでお示ししてございます。  目次中「第39条」を「第39条の2」に改め、第3条第1項中「のぞく」を「除く」に改め、第5条第3号中「河川法」を「河川法(昭和39年法律第167号)」に改め、第22条第1項第2号中「メーターの口径又は」を「給水装置の」に改めるものでございます。  2ページをごらんください。第38条第1項の表に、「給水装置工事事業者指定更新手数料」、「1件」、「5,000円」を加え、第43条第1項中「第5条」を「第6条」に改め、続きまして、3ページになりますけれども、第46条第1号中「厚生省令」を「厚生労働省令」に改めるものでございます。  改正条例に戻っていただきまして、附則でございます。この改正規定は、令和2年4月1日から施行するものでございます。  以上、条例の細部につきましてご説明いたしましたが、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これから、議案第6号、清川村簡易水道条例の一部を改正する条例についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。  したがって、議案第6号、清川村簡易水道条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 日程第3、議案第7号、令和2年度清川村一般会計予算を議題といたします。各担当より内容の説明を求めます。川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) ただいま議題となっております議案第7号、令和2年度清川村一般会計予算について、ご説明を申し上げます。  初めに、予算書の1ページをごらんください。歳入歳出予算の総額は、議案書に記載のとおり23億5,751万7,000円と定めるものでございます。  第2条の地方債につきましては、後ほどご説明をさせていただきます。  第3条、一時借入金につきましては、借り入れの最高額を1億円と定めたものでございます。  また、第4条、歳出予算の流用につきましては、記載のとおりでございます。  次に、2ページをお開きください。第1表、歳入歳出予算は、款・項の区分及び区分ごとの金額を定めるもので、2ページから5ページまでのとおりでありますが、後ほど予算の概要で全体の説明をさせていただきます。  次に、6ページをお開きください。  第2表、地方債であります。令和2年度は1件の借り入れを予定しております。地方交付税、普通交付税の補填不足を補うための臨時財政対策債を認められている範囲内で発行いたします。限度額につきましては、9,520万円としております。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、記載のとおりでございます。  次に、8ページ以降、96ページまでの地方債の調書までが、一般会計予算に関する説明書となってございます。  続きまして、別冊の令和2年度清川村一般会計・特別会計予算に関する附属説明書により総括的な説明をさせていただきます。  最初に、歳入の説明をさせていただきます。附属説明書の56ページをお開きください。  款別の歳入でございます。左の右欄の構成比をごらんいただきますと、一番比率の大きいものが1款の村税で、構成比が56.2%となっており、村税が収入の約6割弱を占めております。その村税の内訳を右のページ、57ページにお示ししてございますので、ごらんください。最初に、1の村民税でございますが、(1)個人、(2)法人合わせまして、1億6,215万5,000円で、前年度と比較しますと、2万2,000円の増収を見込んでおります。その要因といたしましては、(1)の個人村民税では、所得割の減収が見込まれているものの、(2)の法人村民税は、事業者の増加や課税区分の変更により、増収を見込んでおります。  2の固定資産税は、11億4,834万1,000円で、前年度と比較しますと、1,975万4,000円、1.7%の減収を見込んでございます。この固定資産税につきまして、(1)土地につきましては、宅地の増加、(2)家屋につきましては、住宅及び工場の増加による増収を見込んでおりますが、(3)償却資産及び(4)国有資産等所在市町村交付金につきましては、減価償却に伴い、前年度より償却資産が141万2,000円、4.0%の減収、国有資産等所在市町村交付金が1,992万4,000円、2%の減収となってございます。  3の軽自動車税につきましては、軽四輪乗用車の登録台数の増加及び令和元年10月からの村税となった環境性能割により増収を見込み、4のたばこ税につきましては、税率の引き上げは予定されているものの、たばこ販売本数の減少を見込んだため、減収を見込んでございます。  56ページにお戻りいただき、そのほかの村税以外の歳入について、前年度との比較増減の大きい主なものをご説明させていただきます。  2款、地方譲与税から10款、地方特例交付金までは、前年度までの実績や収入状況等により推計に基づいて計上しておりますが、2款、地方譲与税の増額は、森林環境譲与税が新たに増額交付されるほか、昨年度の税制改正により、6款、法人事業税交付金と、昨年10月から、9款、環境性能割交付金が新たに交付されることになったことによるものでございます。  11款、地方交付税につきましては、国の地方財政計画や前年度までの実績、村税の減収等を踏まえ、普通交付税を5,800万円、特別交付税5,500万円を見込んでございます。  15款、国庫支出金は、デジタル手続法に伴う戸籍関係システムの改修のための補助金が交付されることから、増額を見込んでございます。  17款、財産収入は、3年に一度納付される東京電力送電線線下補償の収入が本年度はないため、減額を見込んでございます。  18款、寄附金は、ふるさと応援寄附金の前年度実績等を踏まえ、1,500万円の増収を見込んでございます。  19款、繰入金、1億9,029万7,000円の増額は、前年度骨格予算での予算編成でございましたので、財政調整基金や公共施設等整備事業基金の財源充当を見込まずに編成されることによったものでございます。  22款、村債につきましては、臨時財政対策債を計上しておりますので、金額がこのようになってございます。  その他の科目につきましては、前年度の実績や推計から、それぞれ見込んでおり、収入全体では、23億5,751万7,000円で、前年度比1億6,313万4,000円、7.4%の増となってございます。  58ページをごらんください。歳出の目的別歳出でございます。昨年度は当初予算が骨格予算の予算編成でございましたので、前年度との比較増減が大きいものがございます。この大きいものにつきまして、主にご説明をさせていただきますと、2款、総務費の1,938万3,000円の減は、昨年度はOSのサポート終了に伴う事務用パソコンの購入費を計上していたことや、退職職員の影響などにより人件費が減額となることによるものでございます。  5款、農林水産業費の1,945万3,000円の増は、森林環境譲与税を税源とした森林環境保全事業の増や、道の駅清川の無償貸与を受けていた土地の購入などによるものでございます。  次に、7款、土木費の5,103万4,000円の増は、安全対策などを含めた道路新設改良事業や道路維持事業の増によるものでございます。  8款、消防費の2,124万2,000円の増は、消防団車両の更新のほか、新たな土地災害ハザードマップの作成の予算を計上したことによるものでございます。  9款、教育費の5,310万7,000円の増は、ICT教育の推進費や、避難所に指定されている学校施設の改修費などの増によるものでございます。  59ページ、性質別歳出につきましては、1の人件費が会計年度任用職員制度への移行により、1億2,537万1,000円の増、物件費は、人件費とは逆に、会計年度任用職員制度への移行に伴う賃金の減となっております。4の扶助費につきましては、制度や扶助の内容に変更があるわけではございませんが、前年度実績などから算出した結果、減額となってございます。5の補助費等につきましては、村内の保育施設に通う子どもの増による負担金の増や、移住・定住促進のため新たに空き家活用の補助制度を創設することなどによる増額となってございます。6の普通建設事業費につきましては、道路新設改良事業や防災拠点となる役場庁舎の防水工事、避難所となる学校施設の改修費などを計上したことにより、増額となっております。9の積立金、1,139万2,000円の減額は、宮ヶ瀬霊園の施設設備のため、基金への積立を取りやめたことなどによる減額となってございます。  60ページをお開きください。歳入の構成状況をお示ししております。  自主財源、依存財源の構成比は、自主財源が74.0%、依存財源が26.0%となってございます。  61ページ、歳出性質別の構成状況でございますが、義務的経費が前年度より2.6ポイントとほど増加しており、これは先ほど人件費でご説明させていただきました、会計年度任用職員制度への移行に伴う関係で、義務的経費が増加したものとなってございます。  62ページをお開きください。目的税等の充当状況を新たにお示ししてございます。  社会保障費に充てることとされております地方消費税交付金引き上げ分と森林環境譲与税の充当状況をお示ししております。充当状況は、記載のとおりとなってございます。  以上、令和2年度当初予算の歳入を中心に概要の説明を申し上げました。  これから、歳出の概要につきましては、各担当課長等から附属説明書により説明をいたしますが、お時間もございますので、主要事業について説明をさせていただきます。説明は以上となります。 ○議長(岩澤敏雄君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田明男君) それでは、総務課が所管いたします主な事務事業につきまして、概要説明を申し上げます。予算に関する附属説明書11ページをお開きください。  上段の2款、総務費、1項、総務管理費、1目、一般管理費、02事業、職員研修事業は、多様化する住民ニーズに応えるべく庁内研修を初め外部の研修機関への派遣を行い、職員の資質の向上及び能力の開発を目指すための経費を計上しております。  次の04事業、電算管理事業は、事務の簡素化・効率化と住民サービスの向上を図るため、県町村情報システムの運用や庁内イントラネット環境、総合行政ネットワーク(LGWAN)の運用のための維持管理にかかる経費を計上しております。  続きまして、12ページになります。上段、2目、文書広報費、01事業、広報・広聴事業は、広報きよかわだよりの月1回の発行やホームページの更新管理、写真コンテストの開催のほか、住民懇談会や村長への手紙など、広報・広聴に関する経費を計上しております。  また、本年度は、令和3年度に村政65周年を迎えることから、記念要覧を作成するための経費を計上しております。  次の02事業、コミュニティ活動支援事業は、村内32ある自治会や地域の多様なコミュニティ活動の支援のための経費を計上しております。  次の04事業、例規システム運用事業は、13ページにわたっておりますが、データベース化した村例規集の運用やウエブ版法令集、法規支援システムの利用にかかる経費を計上しております。  次に、中段の5目、財産管理費、02事業、財産管理事業は、主に役場庁舎並びに庁用車の維持管理のための経費を計上しております。  また、本年度は役場庁舎3、4階用の空調設備の維持工事や庁舎外壁南面の防水工事、庁舎1階男子トイレの改修工事を行い、庁舎の適正な維持管理に努めてまいります。  ページ変わりまして、16ページになります。上段の7目、集会施設管理費、01事業、集会施設管理事業は、地域コミュニティの拠点である自治会館等の集会施設や子ども広場を維持管理し、コミュニティ活動の支援を図るための経費を計上しております。  また、本年度は自治会館など6カ所にAEDを設置し、緊急時の救命率向上に努めてまいります。  次の8目、交通安全対策費、01事業、交通安全推進事業は、交通安全推進のため交通安全指導隊を初め、関係団体とともに交通事故のない安全で安心な村づくりを進めるための経費を計上しております。  次の9目、防犯対策費、02事業、安全・安心まちづくり事業は、17ページにわたっておりますが、安全で安心な村づくりの推進のため犯罪防止に努めるとともに、防犯灯や防犯カメラの維持管理に必要な経費を計上しております。  また、本年度は坂尻及び寺鐘地区への防犯カメラ新設工事や4カ年計画で進める防犯灯のLED化の1年目の工事を行い、さらなる防犯対策に努めてまいります。  次の03事業、特殊詐欺被害防止対策事業は、振り込め詐欺などの特殊詐欺による被害防止のため、高齢者に対し特殊詐欺防止機能付電話機の購入費助成のための経費を計上しております。  ページ変わりまして、19ページになります。下段の4項、選挙費、3目、村議会議員選挙費、01事業、村議会議員選挙執行費は、令和3年4月30日に任期満了となります村議会議員選挙を執行するための準備にかかる経費を計上しております。  恐縮ですが、ページ飛びまして、45ページになります。中段の8款、消防費、1項、消防費、1目、常備消防費、01事業、消防広域化事業は、厚木市への消防事務委託にかかる経費を計上しております。  次の02事業、分署施設設備維持管理事業は、厚木市北消防署清川分署の維持管理にかかる経費を計上しております。  ページ変わりまして、46ページになります。上段の2目、非常備消防費、01事業、消防組織維持・強化事業は、消防組織の維持・強化を図るため、消防団の定員確保に努め、非常備消防の資質向上と、組織の維持・強化に努めるための経費を計上しております。  また、本年度は消防団員のヘルメット、雨具の更新及び防火長靴を配備し、装備品を強化することで、自然災害等への対応の強化に努めてまいります。  次の3目、消防施設費、02事業、消防施設設備維持管理事業は、村の消防体制に万全を期するため、消防団の消防施設、設備の維持管理などにかかる経費を計上しております。  また、本年度は第三分団の消防車両を更新し、さらなる常備消防との連携強化を図ってまいります。  次の5目、災害対策費、01事業、地震等防災対策事業は、47ページにわたっておりますが、地震・風水害等の災害に対し、被害を最小限に抑えるための防災訓練の実施を初め、災害時対策としての避難所用携帯トイレやエアマットなどの防災備蓄品を整備する経費等を計上しております。また、避難所用の電源照明機器の整備及び表示看板の設置工事を行い、避難所の充実に努めてまいります。  次の02事業、防災施設設備維持管理事業は、防災体制に万全を期するため、防災施設設備の機能維持を図るための経費を計上しております。  以上で、総務課所管の主な事務事業、予算の概要説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) 続きまして、政策推進課が所管いたします主要事業の概要を説明いたします。13ページにお戻りください。  ページ上段になります。2款、総務費、1項、総務管理費、2目、文書広報費、06事業、地域コミュニティ活性化事業は新規事業で、地域内のコミュニティの希薄化が問題視される中、60歳を迎える方を対象に、同世代の仲間づくりやセカンドステージへのきっかけづくりとして60歳を祝う会を開催し、地域コミュニティの活性化を図るものでございます。  ページ下段になります。6目、企画費、02事業、生活交通確保対策事業は、14ページにわたっておりますが、本厚木駅から宮の里までの便を上煤ヶ谷まで延伸した便を4便、本厚木駅から上煤ヶ谷までの便を宮ヶ瀬まで延伸した便を1便、宮ヶ瀬発本厚木駅行きの最終便を拡大した便を1便の計6便の早朝・深夜バス運行経費に対する補助のほか、地域のコミュニティによる交通手段の運営の支援を行うことにより、村民の皆様の足の確保を図るものでございます。  07事業、村づくり推進事業は、前年度からスタートしております第3次総合計画・後期基本計画の進行管理等のために必要な村総合計画審議会の開催経費を計上してございます。  次に、08事業、人口増・定住促進事業は、村内に新築住宅を取得された方に対する奨励金を交付するほか、舟沢体験住宅の維持管理を行うものでございます。
     15ページになります。09事業、まち・ひと・しごと創生総合戦略推進事業は、まち・ひと・しごと創生総合戦略について実施した施策の結果をKPI、重要業績評価指標として定め、その目標の達成に向けPDCAサイクルで検証を行うものでございます。  ページが飛びまして、20ページ上段になります。5款、統計調査費、1目、統計調査総務費、01事業、各種統計調査事業は、統計法等に基づきます、記載にあります四つの基幹統計調査を実施いたします。新年度は、5年ごとに行っております国勢調査の年でございます。  以上で、政策推進課所管事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) それでは続きまして、税務住民課が所管いたします事務事業の概要について、ご説明申し上げます。附属説明書の18ページ上段をごらんください。  2款、総務費、2項、徴税費、1目、税務総務費の03、ふるさと応援寄附金推進事業は、寄附者に対して村の特産品を返礼品として送ることで、村の魅力を全国に発信するとともに、村の財源確保や産業振興に資する本事業を効果的に進めるための経費でございます。  次に、2目、賦課徴収費の01、賦課徴収管理事業は、課税資料の整備を行い、村税の適正かつ公平な賦課徴収の充実を図るとともに、収納事務の効率化や納税者の納税環境の拡充、利便性の向上のための口座振替への加入促進や、今年度5月からスタートしております、コンビニ収納等にかかる経費でございます。  次に、03、公図等電算システム運用事業は、次のページにわたりますが、公図及び土地家屋現況図情報システムの運用により、適正な固定資産の評価を行い、課税の公平性、事務の迅速化を図るための委託等にかかる経費でございます。  次に、19ページ上段の3項、戸籍住民基本台帳費、1目、戸籍住民基本台帳費の01、戸籍住民基本台帳総務事業は、戸籍法及び住民基本台帳法に基づく台帳等の整備や各種証明書の発行などの事務費で、住民票広域交付事業や戸籍電算システム管理等にかかる経費でございます。  また、新たに本籍地以外の市町村でも戸籍謄抄本等が取得できるようにするため、戸籍法の一部改正に伴う戸籍情報システムの改修及び海外転出等をした場合でも、マイナンバーが継続的に使用できるようにするためのデジタル手法対応に伴う戸籍附票システムの改修を行います。  次に、30ページ中段をごらんください。4款、衛生費、1項、保健衛生費、3目、環境衛生費の03、犬猫等環境対策事業は、犬の登録や狂犬病予防注射、犬猫等の死体処分、飼い猫の不妊・去勢手術費の助成を行う経費でございます。  次に、31ページにわたりますが、04、地球温暖化対策事業は、自然エネルギーを有効に活用する住宅用太陽光発電設備や太陽熱利用設備、木質バイオマスストーブの設置費用及び地球温暖化防止対策の一環として、電気自動車等を導入するための経費を一部助成するものでございます。  次に、33ページ上段をごらんください。6目、宮ヶ瀬霊園費、01、宮ヶ瀬霊園管理運営事業は、施設の管理業務及び送迎業務の委託経費でございます。また、本施設は昭和58年3月に完成して以来、区画の拡張工事や通路のスロープ化などを行ってまいりましたが、施設全体にわたりまして老朽化が進んでおり、使用者の利便性の向上や安全対策を図るため、管理棟及びトイレ等の改修と、臨時駐車場へのガードレールの設置工事を行います。  次に、7目、公害対策費の01、公害対策推進事業は、河川環境保全のための定点水質分析調査を行うための経費でございます。  次に、2項、清掃費、2目、塵芥処理費の01、リサイクルセンター維持管理事業は、清川村リサイクルセンターの維持管理を行うための経費でございます。また、新たに現在使用している剪定枝等の収集用の軽トラックが、平成14年7月に購入して以来、18年目を迎え、走行距離も13万キロを超えております。ことし7月に車検を迎えることから、安全性等を考慮いたしまして、効率よく作業しやすい深あおり型のタイプのダンプ軽トラックに更新をいたします。  次に、34ページ上段をごらんください。02、ごみ処理事業は、可燃ごみや粗大ごみの適正処理、茨城県下妻市への焼却灰最終処分にかかる負担金と厚木市環境センター金田地区環境保全委員会への交付金でございます。  次に、03、ごみ減量化・再資源化事業は、分別収集しました資源物をリサイクルするための経費でございます。また、新たにSDGsを意識したごみ分別意識のさらなる助成を図り、ごみの減量化・資源化につなげるためのエコバッグを購入し、全戸に配布をいたします。  以上で、税務住民課所管の事務事業についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 平田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(平田勝彦君) 続きまして、保健福祉課所管の主な事務事業につきまして、ご説明させていただきます。予算に関する説明書20ページ中段をごらんください。  3款、民生費、1項、社会福祉費、1目、社会福祉総務費の01、社会福祉総務事業は、職員の人件費や、村民の皆さんが自立した生活を営むことができるよう、福祉基盤の充実や福祉関係団体への活動支援経費を計上しております。  次に、21ページ上段をごらんください。3目、老人福祉費の03、高齢者見守り事業は、日常生活に支障のある高齢者やひとり暮らしの高齢者などが安心して安全に生活できるよう、福祉給食サービス事業の委託経費や高齢者緊急通報装置設置費等の助成経費を計上しております。  次に、05、在宅療養者支援事業は、在宅介護認定者の日常生活の機能維持、自立促進と介護者の経済的負担の軽減を図るため、日常生活用具を給付するための経費を計上しております。  次に、22ページにかけまして、09、敬老事業は、毎年9月に開催しております敬老会の開催経費と敬老祝い品の贈呈経費を計上しております。  次に、10、高齢者外出支援事業は、高齢者の外出機会の拡大を図るため、70歳以上の高齢者を対象とするバス割引乗車券購入費の助成経費を計上しております。  次に、11、高齢者運転免許証自主返納支援事業は、自動車の運転に不安を持つ高齢者の交通事故防止を図るため、70歳以上の方で自主的に運転免許証の返戻者に対し、2年にわたり高齢者バス割引乗車券購入費の全額を助成する経費を計上しております。  次に、23ページにかけまして、下段の4目、障害福祉費の04、重度障害者医療費助成事業は、障害者の健康保持と増進を図るため、医療保険適用医療費の自己負担額の助成経費を計上しております。  次に、05、在宅障害者通院・通所等交通費助成事業は、在宅障害者の経済的負担の軽減を図るとともに、日常生活の利便及び生活圏の拡大を図るため、通院・通所等交通費の助成経費を計上しております。  次に、06、障害者自立支援事業は、障害者の障害支援区分に応じ、介護訓練等の給付費や補装具購入費、自立支援医療費などの給付にかかる経費を計上しております。  次に、24ページ上段をごらんください。07、地域生活支援事業は、障害児者に給付するサービス内容の基準となる障害支援区分を決定する認定審査会にかかる経費のほか、障害児者の地域生活を支援するため、地域生活支援事業や重度障害者日常生活用具などの給付にかかる経費を計上しております。  次に、09、障害者計画等策定事業は新規事業になりますが、令和元年度実施しましたアンケート調査をもとにした令和3年度を初年度とする第4次清川村障害者計画、第6次清川村障害福祉計画及び第2次清川村障害児福祉計画を策定するための業務委託にかかる経費を計上しております。  次に、25ページ上段をごらんください。2項、障害福祉費、1目、障害福祉総務費の03、ひとり親家庭等医療費助成事業は、ひとり親家庭等の生活の自立と安定を支援し、福祉の増進を図るため、医療保険適用医療費の自己負担額の助成経費を計上しております。  次に、04、小児医療費助成事業は、小児の健康保持を増進し、子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、医療保険適用医療費の自己負担額の助成経費を計上しております。  また、助成対象につきましては、0歳児から中学校卒業までの通院費と、満18歳を迎えた最初の3月31日までの入院費を対象としてございます。  次に、26ページにかけまして、05、保育所入所事業は、子ども・子育て支援法に基づく保育所等に対する給付費のほか、村内の保育サービスの確保と事業者の経費安定化を図るため、民間保育所等への運営費補助、また、令和元年10月から開始された教育・保育無償化に伴う幼稚園の預かり保育事業や認可外保育施設にかかる給付費の経費を計上しております。  次に07、放課後児童クラブ運営事業は、共働きの家庭や母子家庭等の児童に対して、放課後の適切な遊び場と生活の場を提供し、児童の健全な育成を図るため、ひまわり放課後児童クラブ運営にかかる経費を計上しております。  次に、27ページにかけまして、08、子育て支援事業は、児童を養育する保護者に対し、生活の安定と経済的負担の軽減を図るため、子育て用品購入費の助成経費と、育児疲れの解消等を図るため、育児ママリフレッシュ事業にかかる委託経費を計上しております。  次に、10、結婚新生活支援事業は、婚姻した世帯の新生活を経済的に支援するため、中古住宅の取得や引っ越し費用等にかかる助成経費を計上しております。  次に、2目、児童措置費の01、児童手当支給事業は、次世代を担う子供の健全育成と子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、児童手当を支給するための経費を計上しております。  次に、28ページ上段をごらんください。4款、衛生費、1項、保健衛生費、1目、保健衛生総務費の03、医療対策事業は、村民が安心して生活できるよう、休日・夜間における救急医療体制や、電話による健康・医療相談体制を確保するための経費のほか、心身障害者を対象とした厚木歯科保健センターにおける障害児者歯科診療にかかる経費を計上しております。  次に、29ページにかけまして、2目、予防費の01、がん検診事業は、がんの早期発見、早期治療と健康管理意識の普及啓発を図るため、やまびこ館での集団検診や医療機関での個別検診にかかる経費を計上しております。また、本年度は受診率の向上を図るため、やまびこ健診と同日の開催をいたします。  次に、02、予防接種事業は、感染症の発生や蔓延を防止するため、予防接種法に基づく各種予防接種にかかる委託経費のほか、任意予防接種として、小児インフルエンザや風疹対策予防接種にかかる経費を計上しております。また、小児インフルエンザ予防接種費用負担の助成を18歳まで対象を拡大いたします。  次に、30ページにかけまして、08、やまびこ健診事業は、生活習慣病などの早期発見、早期治療と健康の保持増進を図るため、通称やまびこ健診で実施する早期生活習慣病予防等健康診査や後期高齢者等健康診査などの委託経費を計上しております。  次に、31ページ上段をごらんください。5目、健康づくり推進費の01、母子保健事業は、4月より子育て世代包括支援センターを設置し、母子の心身の健康保持増進を図るため、関係機関や各種専門職と連携して個別指導や集団指導を実施するための経費のほか、出産祝い金の支給や、不妊・不育症治療費の助成経費を計上しています。  次に、32ページ上段をごらんください。02、健康増進事業は、栄養、運動、その他の生活習慣の改善による健康増進を図るため、健康相談等の経費及び重症化予防経費を計上しております。  次に、03、健康づくり事業は、疾病の一次予防と健康づくりを推進するため、健康教室や健康まつり、高齢者入門健康講座の開催経費のほか、健康カレンダーの作成経費を計上しております。  以上で保健福祉課所管の主な事務事業につきまして、説明を終わります。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) 続きまして、産業観光課所管の事務事業の概要につきまして、ご説明いたします。予算に関する附属説明書15ページにお戻りください。  中段、2款、総務費、1項、総務管理費、6目、企画費、10事業、地域活性化事業は、地域おこし協力隊員1名の活動や、村産品の6次産業化や特産品研究開発に取り組むほか、地域活性化にかかる経費を計上しております。  11事業、特産品開発大学連携事業は、村内飲食業者及び相模女子大学と連携し、新たな特産品メニューの研究開発を行い、開発された特産品メニューを村内飲食店等で提供し、地域活性化につなげてまいります。  17ページになります。下段、11目、ローカルイノベーション拠点施設管理費、01事業、ローカルイノベーション拠点施設管理事業は、ローカルイノベーション拠点施設内に整備したサテライトオフィスの共用部や特産品開発研究室の維持管理費を計上しております。  次に、ページ飛びまして、35ページになります。上段、5款、農林水産業費、1項、農業費、3目、農業振興費、01事業、農業振興事業は、農業の発展と生産性の向上を図るため、各種イベントへの支援や、道の駅清川への出荷量の増加のための農業従事者への補助、また、畜産業者が行う防疫対策に対して支援を行う経費を計上しております。  02事業、交流促進センター管理運営事業は、道の駅清川の管理運営にかかる経費のほか、交流促進センター第2駐車場の用地購入にかかる経費を計上しております。  36ページになります。上段、03事業、特産物普及事業は、地域特産物の生産性の向上、地場産品の消費拡大などを目的に広く県内外に普及啓発を図るとともに、村の特産品ブランドを確立するための組織づくりのための経費を計上しております。  04事業、茶業活性化支援事業は、本村の基幹作物である茶の生産性向上と経営の安定化を目的として、大型茶園の防霜施設設置にかかる補助及び茶園所有者が茶園を管理するための補助金を計上しております。  次に、5目、鳥獣・ヤマビル被害対策費、01事業、鳥獣被害対策事業は、次ページにまたがりますが、ニホンジカ、ニホンザル及びイノシシなどによる農作物被害などの軽減、人身被害の防止を図るため、通年による捕獲や追い払いにかかる経費のほか、農作物保護のための電気柵等の補助にかかる経費を計上しております。  37ページになります。中段、03事業、広域獣害防止柵管理事業は、ニホンジカ、イノシシ等による農作物被害の軽減を図るため、既存獣害防止柵の巡視、補修経費及び設置工事費を計上しております。  次に、下段、2項、林業費、2目、林業振興費、01事業、林業振興事業は、林業振興にかかる経常的な経費を計上するとともに、木材利用の促進及び災害対策を目的に、間伐材を搬出するための費用の一部を助成する経費を計上しております。  38ページになります。上段、02事業、協力協約推進事業は、水源の森づくりエリア内で、森林整備を実施した森林所有者に対する整備費用の補助費用を計上しております。  04事業、水源環境保全・再生事業につきましては、神奈川県水源環境保全・再生交付金事業を活用し、第3期実行5カ年計画の4年目として、私有林約69ヘクタールの森林整備等にかかる経費を計上しております。  39ページになります。05事業、森林環境保全事業は、森林環境譲与税を活用して森林吸収源対策及び鳥獣害災害対策として、集落周辺の整備にかかる経費を計上しております。  次に、5目、猟区運営費、01事業、猟区運営事業は、清川村猟区の管理運営にかかる経費を計上しております。  次に、6款、商工費、1項、商工費、2目、商工振興費、01事業、商工振興事業につきましては、商工業の振興、経営安定を図るため、事業資金融資及び貸付金利子補給などのほか、住宅リフォーム助成にかかる経費を計上しております。  40ページになります。3目、勤労福祉費、01事業、勤労者等住宅資金利子補給事業につきましては、勤労者の生活安定を図るため、資金融資の利子補給金にかかる経費を計上しております。  02事業、勤労者生活資金融資事業につきましては、勤労者の生活安定を図るため、資金融資にかかる経費を計上しております。  次に、4目、観光費、01事業、観光対策事業につきましては、41ページにまたがりますが、観光振興及び地域活性化を図るため、村のマスコットキャラクター、きよりゅんの啓発用グッズ作成や観光関係各種団体への負担金、宮ヶ瀬クリスマスのつどいほか、二つのイベントの支援にかかる経費などを計上しております。  41ページ、03事業、観光施設管理事業は、大噴水、霧噴水及び公衆トイレの維持管理にかかる経費のほか、大噴水、虹の妖精の修繕工事代を計上しております。  04事業、地域セールス推進事業は、宮ヶ瀬地区、そして清川村の特色や魅力などをさらに積極的に推進するため、宮ヶ瀬水の郷大つり橋及び道の駅にイルミネーションを装飾するほか、おいしい水と好評の清川のめぐみを製造し、清川村のさらなる魅力を発信するものでございます。  5目、ふれあいセンター管理費、02事業、ふれあいセンター施設管理事業は、ふれあいセンター別所の湯の維持管理にかかる経費を計上しております。  以上で、産業観光課所管の事務事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 続きまして、まちづくり課が所管いたします主要な事務事業の概要につきまして、ご説明を申し上げます。附属説明書の34ページをお開きください。  下段の4款、衛生費、2項、清掃費、3目、し尿処理費、01、し尿処理事業は、河川の水質汚濁防止と住民の生活環境の保全のため、し尿等の収集運搬及び処理経費のほか、合併処理浄化槽設置者への補助経費を計上しております。  ページ飛びまして、42ページをお開きください。上段の7款、土木費、2項、道路橋梁費、1目、道路新設改良費、01、道路新設改良事業は、改良工事に伴います測量及び設計にかかる経費のほか、地積測量図等の作成委託及び用地補償費等を計上しております。  下段の2目、道路橋梁維持費、01、道路橋梁維持補修事業は、43ページにわたりますが、村道の適正な維持管理に必要な道路橋梁維持経費のほか、道路維持工事として、村道下舟沢稲荷垣戸線舗装工事のほか、記載のとおりでございます3件の工事代を計上してございます。  次に、43ページです。5項、住宅費、1目、住宅管理費の01、村営住宅管理事業は、村が建設いたしました一般住宅6棟の円滑な管理運営を図るための維持管理経費及び平成11年度に建設いたしました大野村営住宅の屋根及び外壁の塗装等の改修工事2棟分の経費を計上してございます。  02、借上型村営住宅推進事業は、定住促進を図ることを目的に、村民が建設した住宅7棟を村が借り入れておりまして、維持管理をするための経費等を計上しております。  続きまして、44ページをお開きください。03、空き家活用型住宅管理事業は、定住促進を図ることを目的に、空き家を借り上げ、維持管理をするための経費等を計上しております。  04、子育て世代型住宅管理事業は、子育て世代等の移住・定住を図ることを目的に建設されましたプレミール中根14戸の維持管理経費を計上しております。  続きまして、05、空き家対策事業、こちらは新規事業といたしまして、移住・定住促進を図ることを目的に、空き家を賃貸借または購入した者で住民登録をした者に対し、改修費や購入費の一部を補助するための経費を計上しております。  続きまして、45ページ上段になります。6項、土地政策費、1目、土地政策費、04、地籍調査事業は、新規事業といたしまして、国が策定いたします第7次国土調査事業10カ年計画に基づき実施してまいります地籍調査、こちらに向けた準備経費を計上しております。  以上で、まちづくり課所管の事務事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 井上学校教育課長。 ○学校教育課長(井上竹夫君) 続きまして、学校教育課所管の主要事務事業につきまして、ご説明申し上げます。附属説明書の47ページをお開きください。中段からとなります。  9款、教育費、1項、教育総務費、1目、教育委員会費、01、教育委員会運営事業につきましては、教育委員の報酬のほか、教育委員会表彰規程に基づく表彰のための経費を計上してございます。  続きまして、3目、教育指導費、01、教育指導事業につきましては、47ページ下段から48ページにわたりますが、教職員及び児童・生徒等の各種健康診断にかかる経費、並びに学校教育の円滑な運営と教育効果の向上を図るための経費を計上してございます。  主な事業といたしましては、48ページ上段の02、教育指導・相談事業では、学校教育指導主事や訪問相談員等の専門的職員を配置し、児童・生徒等へのきめ細やかな支援を行うとともに、保護者や教職員等への相談体制の充実、強化を図ってまいります。  次に、03、特色ある学校づくり推進事業では、次ページにわたりますが、小規模という利点と地域の特性を生かしたきめ細やかな取り組みを行ってまいります。  主な取り組みといたしましては、一つ目に基礎学力定着及び学力向上の推進を図るため、小・中学校に学級担任を補佐する教員の資格を有する学習指導員を全ての児童・生徒がわかる授業、楽しい授業を送れるように努めてまいります。また、基礎基本の確認テストでは、意識調査とともに児童・生徒の学力と家庭での学習状況等が把握できることから、その結果を踏まえ、今後の指導に生かしていくために、次年度も継続して実施いたします。また、令和2年度から、元年度に整備を行いましたタブレット端末を有効に活用するため、ICT支援員を配置し、ICT教育の充実を図ってまいります。  二つ目に、次ページにわたりますが、きよかわ学びづくりの推進では、各学校等の実態に応じた研究テーマを設け、外部からの講師を招き校内研究を充実させることで、教員の資質向上と今後の授業等における指導方法の工夫改善を行ってまいります。  三つ目に、英語活動の推進では、外国語指導助手を活用し、直接外国人と触れ合うことで国際理解を深め、英語でのコミュニケーションを図ろうとする意欲を高めるとともに、幼稚園から小学校、中学校へと英語の継続性を持たせ、英語科の学力向上を目指します。  続きまして、4目、教育振興費、01、教育振興事業では、幼児、児童・生徒の安全確保のため、防犯グッズを整備するほか、教職員等の見守りに着用するベストの購入を行い、また、ICT教育の推進を図るため今年度導入しましたタブレット端末の賃貸借料等の費用を計上してございます。  02、教育支援事業では、次ページにわたりますが、将来の社会を担う新入学児童・生徒の健全育成を図るため、小・中学校入学祝金について、次年度も引き続き実施してまいります。なお、対象者につきましては、記載のとおりの人数を見込んでございます。  また、保護者の経済的負担の軽減を図るため、高等学校及び大学等の通学にかかるバス定期購入費の一部補助を行います。なお、高等学校につきましては、自転車通学を選択する場合、自転車購入費の補助も行います。  次に、03、オリンピック・パラリンピック観戦事業では、次世代を担う子どもたちに一生の財産が残るように機会を提供することを目的とし、観戦チケット代、交通費等を補助する計上をしております。  次に、04、コミュニティスクール推進事業では、来年度から導入いたしますコミュニティスクール委員の報酬を計上してございます。  次に、05、学校のあり方検討事業では、平成30年度から実施しております、あり方研究会・検討会の委員報酬等を計上してございます。  続きまして、51ページ上段、5目、給食センター管理費につきましては、栄養バランスのとれた安全でおいしい給食を提供するため、調理員等の人件費を初め、施設等の維持管理に必要な経費を計上しております。また、地場産食材を給食に取り入れる費用も合わせて計上をしてございます。  続きまして、2項、小学校費、1目、学校管理費、01、小学校管理事業につきましては、小学校用務員等の人件費を初め、施設等の維持管理に必要な経費を計上してございます。なお、主な修繕及び工事につきましては、緑小学校のトイレ改修を行い学校環境衛生の充実を図るほか、避難所としての設備充実を図るものです。
     続きまして、次ページにわたりますが、3項、中学校費、1目、学校管理費、01、中学校管理事業につきましては、中学校の用務員の人件費を初め、施設等の維持管理に必要な経費を計上しております。主な修繕及び工事等につきましては、緑小学校と同様に宮ヶ瀬中学校及び緑中学校体育館のトイレの改修を行い、避難所としての設備充実を図るものです。  続きまして、52ページになります。4項、幼稚園費、1目、幼稚園管理費、01、幼稚園管理事業につきましては、幼稚園教職員等の人件費を初め、教材や園具にかかる経費、また、施設等維持管理にかかる経費を計上してございます。主な修繕及び工事等につきましては、幼稚園園舎の窓に飛散防止対策工事として全ての窓に飛散防止フィルムをはり、防災対策強化を図るものでございます。  以上で、学校教育課所管の主要事務事業につきまして、説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 山田生涯学習課長。 ○生涯学習課長(山田晴久君) 続きまして、生涯学習課が所管いたします主要事務事業につきまして、ご説明を申し上げます。附属説明書の52ページをお開きください。下段からとなります。  9款、教育費、5項、社会教育費、1目、社会教育総務費につきましては、本ページから55ページにわたりますが、社会教育、青少年教育、生涯学習及び文化財保護行政の推進を図るため、青龍祭を初め各種事業等の開催に必要な経費を計上しております。  主な事業といたしましては、52ページ下段になりますが、02、清川村成人式では、改めてふるさとである清川村のよさを再認識していただけるような思い出に残る式典やアトラクションを行い、新成人を祝福します。  次に、53ページをお開きください。上段、  04、男女共同参画推進事業では、男女共同参画の推進のため、住民みずから考え、学習する自主的な事業に対して支援するとともに、現在取りまとめていますアンケート調査による結果をもとに、仮称ではございますが、男女共同参画基本計画を策定します。  次に、06、文化振興事業では、村の文化協会と共催して、文化作品展や芸能発表会を開催いたします。  次の54ページにわたりますが、08、青少年健全育成推進事業では、夏休み期間等を利用して、1市1町1村の広域連携で実施される中学生を対象にした新島までの2泊3日の船上での交流体験、広域連携中学生交流洋上体験研修事業、小学生を対象にしたキャンプを行う1泊2日の1市4町1村青少年交流事業や真鶴町の子どもたちとの交流体験、子ども交流体験事業を引き続き実施していきます。  次に、09、放課後子ども教室事業では、子供たちの放課後の居場所づくりと学習の場を引き続き提供していきます。  次の55ページにわたりますが、10、文化伝承・文化財保護推進事業では、村指定文化財管理のための助成や村史発刊に当たり収集した資料のうち、未整理の資料の点検・整理を行っていきます。  次に、2目、生涯学習センターせせらぎ館管理費、01、せせらぎ館管理運営事業につきましては、施設の維持管理及び運営にかかる経費を計上しています。令和2年度からせせらぎ館に施設管理人を配置して、生涯学習の推進並びに施設の防災安全対策を図っていきます。  次に、55ページ下段、2目、運動公園管理費、01、運動公園管理事業につきましては、運動公園の円滑な管理運営に必要な経費を計上しています。また、厚木、愛川との共同で運用している公共予約システム「マイタウンクラブ」は、平成16年から長期にわたり運用しており、情報通信環境や生活環境の変化などを踏まえて、施設利用者の利便性の向上を図るため、システムの更新を行っていきます。  以上で、生涯学習課所管の主要事務事業につきまして、説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) この際、暫時休憩します。午前11時10分まで休憩します。        ―――――――――――――――――――――――――――――                午前10時50分 休憩                午前11時10分 再開       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。議事を続行します。  山田生涯学習課長。 ○生涯学習課長(山田晴久君) 先ほど、一般会計予算に関する附属説明の中で、生涯学習課から主要事務事業につきまして、ご説明をさせていただきましたが、誤りがございましたので、訂正をお願いさせていただければと思います。  53ページの08、青少年健全育成推進事業におきまして、広域連携中学生交流洋上体験研修事業において、1市1町1村と言ってしまいましたが、本当は1市4町1村のほうが正解になっておりますので、まことに申しわけございませんでした。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。細野議員。 ○2番(細野賢一君) 予算について質問をさせていただきます。  まず一つ目、説明書12ページの2款、総務費、1項、総務管理費、2目、文書広報費の中の02事業のコミュニティ活動支援事業についてですが、最近のコミュニティの希薄化は長年の自治会活動にも要因があると思われます。最近では、自治会に入るメリットがない、役割が順番制、広報の配布、募金の集金など、役場の下請け的な仕事が多いと思われます。  そこで、自治会の役割の見直しや活動支援などが急務だと思われます。そこで、今年度の取り組みを伺います。 ○議長(岩澤敏雄君) 山田総務課長。 ○総務課長(山田明男君) 自治会活動につきましては、自治会長さんへの報酬と自治会長相互の情報交換や、連携を深めるための研修会開催経費などを計上させていただいております。細野議員さんご質問のとおり、近年、コミュニティの希薄化に伴う自治会加入世帯の減少により、全ての自治会ではございませんが、自治会活動の縮小や、活動そのものが自治会の負担になってきているということも認識しております。清川村自治基本条例では、自治会は地域コミュニティづくりの中心的な担い手であり、住民は防災・減災の観点からも、原則として自治会へ加入することとしているところであります。明るく住みよい地域社会をつくるためには欠くことのできない団体と考えております。現在、自治会長さんには、自治会を代表して村行政との橋渡し役をお願いしているところでありますが、今後、自治会長だけに負担がかからないよう、また、会員である地域住民の方が積極的に自治会活動に参加できるような仕組みづくりを検討してまいりたいと考えてございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○2番(細野賢一君) ありがとうございました。じゃあ、次の質問にします。  説明書29ページの4款、衛生費、1項、保健衛生費、2目、予防費の02事業の予防接種事業ですが、小児インフルエンザ予防接種の助成を18歳まで拡大しますが、その理由と近隣諸町の状況、また、対象者は何人見込んでいるのか伺います。 ○議長(岩澤敏雄君) 平田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(平田勝彦君) ただいまの質問にお答えします。  インフルエンザは感染力が強く、受験期と重なる冬の時期に流行期になることなど、学業や受験、就職を控える時期の子育て支援、若者増進更新と保護者の負担の軽減を図ることを目的としまして、18歳まで拡充し、16歳から18歳までの28人の助成を見込んでいます。  近隣の厚木市と愛川町につきましては、小学校6年生までを対象としてございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○2番(細野賢一君) ありがとうございました。  次に、説明書28ページ、4款、衛生費、1項、保健衛生費、1目、保健衛生総務費、03事業の医療対策事業なのですけれども、これ、村長の施政方針の中でもありました、「緊急的な医療相談、休日等の医療機関の体制整備に努める」とありましたが、対象の診療科目等の課題などあれば伺います。また、新型コロナウイルスに対する感染予防の対策なども見込んでいるのか伺います。 ○議長(岩澤敏雄君) 平田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(平田勝彦君) 緊急的な医療相談につきましては、休日等の医療機関の体制整備について、清川村健康相談24の設置によりまして、休日・夜間帯、いつでも相談できる体制をとってございます。また、休日・夜間の救急診療、病院の輪番による2次救急診療を行うための広域医療事業等も行い、内科、外科、小児科などにつきまして診療が行われており、課題がないものと考えてございます。  また、コロナウイルスに対する感染予防等の対策につきましては、手洗い、うがい、せきエチケットなど、帰国者・接触者相談センターへの受診の目安などを髄時ホームページ等を通じて啓発してまいります。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○2番(細野賢一君) ありがとうございました。  次に、説明書30ページの4款、衛生費、1項、保健衛生費、3目、環境衛生費、04事業の地球温暖化対策事業なのですけれども、これも先日の施政方針の中で「環境に優しく快適で暮らしやすい村づくり」の中で、「エコバッグを全戸配布し、ごみの分別や減量化への意識の醸成を図るほか、地球環境保全などSDGsの取り組みを進める」となっております。村民の皆さんに環境問題を考えるいい取り組みだと思いますが、そんな中、今現在、清川村では環境基本計画がまだつくられていないと思いますが、現在のお考えを伺います。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) それでは、初めに国・県等の状況についてご説明させていただきます。  国では、平成5年11月に環境基本法を制定しまして、これに基づいて平成6年、12年、18年、24年と続き、30年4月に第5次の計画を定めております。県内の市町村等では、本基本計画の策定につきましては、努力義務となってございますが、県内では28の自治体で既に策定されております。一方、本村を含めまして5市町村がいまだ策定されていない状況となってございます。議員申されますように、先ほどSDGsの話もございましたけれども、地球温暖化対策等の問題は、これから一段と各自治体にとりましては重要な課題になってくることは明らかであるというふうに認識をしております。これら問題につきましては、短期間で解決できるものではなく、長期にわたり計画的に、しかも行政だけではなく、住民や団体、組織、事業者のご協力をいただきながら着実に進めていくことが必要不可欠なことだというふうに考えてございます。  現在は、村の総合計画に沿って諸事業に取り組んでいるところではございますが、近年の地球温暖化から来る異常気象等々を見ますと、SDGsの関連もございますけれども、総合計画ではなくて、個に計画を立て進めていくべきと感じているところでございまして、他の自治体の状況を参考にしながら、できるだけ早く策定をしていきたいというふうに考えてございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○2番(細野賢一君) じゃあ、しっかりとこれはつくることに取り組んでいっていただきたいと思います。  次の質問です。説明書40ページ、6款、商工費、1項、商工費、4目、観光費、01事業の観光対策事業ですが、先日の一般質問等で、宮ヶ瀬ダム周辺への観光客数は300万人で、一人当たりの消費額は100円未満とお聞きしました。したがって、観光客の誘導よりも消費額の拡大施策が重要だと思われますが、その取り組みについて伺います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) ただいまご質問いただきましたとおり、村を訪れる観光客は多いものの、消費額は100円以下ということで、地域経済の活性化につながっていない現状ということがわかっております。このような中、村では村内経済活性化のため、平成27年度には、道の駅清川を整備いたしまして、各分野での産業振興に取り組んでいるほか、平成30年には、ローカルイノベーション拠点施設を整備いたしまして、地域食材を活用したレストランですとか、清川恵水ポークを活用した食肉加工食品等のブランディング化に向けた取り組みなど、村を訪れます観光客などへのお土産となる特産品開発などを通じた地域経済の活性化施策を進めているところでございます。  また、宮ヶ瀬地域におきましては、平成29年度に宮ヶ瀬ダム周辺振興財団が日本版DMO法人として観光庁より認定を受けまして、宮ヶ瀬湖周辺の観光事業のさらなる魅力づくりに取り組んでいるところでございますが、即効性を持った経済効果対策ですとか、宮ヶ瀬湖周辺が目的地となる滞在型観光施設としての再編には、村や県など行政を中心とした力だけでは短期間で即効性のあるものをつくり上げることは容易ではないというふうに考えております。このため、現在、村では民間企業と連携しまして、観光振興を目指しさまざまな機関と情報交換を進めまして、村の資源を活用した魅力ある観光地づくりや地域経済の活性化について検討を行ってまいりたいというふうに考えております。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○2番(細野賢一君) ありがとうございました。また、それに関連するようなあれなのですけれども、また村長の施政方針の中で、「丹沢、大山、宮ヶ瀬湖と広域連携を深め、地域振興を推進します」とありますが、どのような取り組みを考えているのかお伺いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) ただいまご質問いただきました広域連携の分野では、清川村と厚木市、秦野市、伊勢原市、愛川町で構成いたします広域行政連絡会という連絡会がございます。こちらの連絡会におきまして、新東名高速道路の開通を契機といたしまして、丹沢、大山、宮ヶ瀬地域の活性化に向けた広域観光振興戦略というものを現在策定中でございまして、それぞれの市町村の持ちます地域資源を生かした着地型観光商品の開発など、魅力ある地域づくりやプロモーションの手法について、現在検討しているところでございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○2番(細野賢一君) ありがとうございました。  附属説明書45ページの7款、土木費、6項、土地政策費、1目土地政策費の新規事業と記載されています地籍調査事業の内容を伺いたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) それでは、ただいまのご質問にお答えしてまいります。  地籍調査につきましては、10年間をワンサイクルとして実施されていくということで、現在、第6次の国土調査事業10カ年計画というものが実施されております。令和2年度から第7次の国土調査事業10カ年計画というものが始まるということで、この第7次の計画に向けまして、本村におきましては、下水道の処理区域を基本といたしまして、住居などが多く存在するエリア約289ヘクタールを地籍調査の対象地域と選定をいたしまして、この中から10年間で実施する区域を抽出して、それらの抽出した区域を10年間でやっていくよ、ということの計画の策定をするということで、今回予算の計上をさせていただいております。  以上になります。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○2番(細野賢一君) ありがとうございました。内容はわかりました。それで、この地籍調査の成果はどう活用するのか伺います。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 地籍調査の成果、こちらにつきましては、現在、法務局で管理されている公図というものが非常に古いもので、土地の区画が正確にあらわされていなかったり、現地との大きな食い違いが生じているというのが現状でございます。地籍調査というものは、このような状況を改善するということを目的に実施するものでありまして、代表的なものをお話しいたしますと、大規模災害後の早期の復旧、それから、土地の売買におけるトラブルの防止、それから、登記手続の簡素化及び費用の縮減、土地の有効活用の促進、それから、課税の適正化や公平化と、こういったようなことに資するというもので、効果的に活用することができるというふうに考えております。  以上になります。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかにございませんか。山口議員。 ○4番(山口 進君) それでは、附属説明書の中から幾つかご質問をさせていただきます。  まず、15ページの2款、総務費、1項、総務管理費、10の地域活性化事業ということなのですけれども、地域おこし協力隊を活用した6次産業化や特産品の開発とありますけれども、具体的な計画はあるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) ただいま地域活性化事業についてご質問いただきましたが、こちら地域おこし協力隊でございますけれども、平成28年度から地域おこし協力隊を活用した事業をスタートさせまして、現在までに5名の隊員を採用し、村内の資源を活用した6次産業化や特産品開発、地域活性化に取り組んだ活動を行っております。令和2年度につきましては、昨年4月に開所いたしましたローカルイノベーション拠点施設の特産物開発研究室を活動拠点にいたしまして、村内で飼育された清川恵水ポークと、村産食材を活用した食肉加工食品の6次産業化を通じた商品化に向け、引き続き取り組むほか、特産品開発の分野では、相模女子大との連携事業にも参画いたしまして、若い学生目線で魅力ある商品開発に取り組んでまいりたいというふうに考えております。  また、現在この事業に取り組んでいただいております地域おこし協力隊の松田氏におかれましては、本年12月をもちまして任期の3年目が満了するということになります。このことから、地域おこし協力隊は卒業ということを予定しておりますけれども、卒業後につきましては、現在取り組んでおります食肉加工業、こういった分野で村内に起業していただきたいというふうに考えておりまして、こういった内容につきまして、本人と相談を行っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。 ○4番(山口 進君) ありがとうございました。  続きまして、17ページの2款、総務費、1項、総務管理費の01、ローカルイノベーション拠点施設管理事業の関係なのですけれども、サテライトオフィスの共用部や開発研究室の維持管理経費は、内容的に見ると、その他で支出がされておるのですけれども、これは共用部の賃料を利用者が按分する形でよろしいのでしょうか。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) こちらの予算でございますけれども、ローカルイノベーション、複合施設3施設入ってございまして、例えば2階のサテライトオフィスの共用部ですとか駐車場部分、そういった部分の電気代、それですとか特産物の開発研究室、いわゆるそこの部分、そこのそれぞれの家賃いただいていない部分がございまして、そこの共用部分につきましては、村が消耗品、光熱費を支払っております。その財源として、その他につきましては、下のレストランとサテライトオフィスの家賃をいただいておりますので、こちらの財源を充当しているという考え方でございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。 ○4番(山口 進君) ありがとうございました。サテライトオフィスの下の1階のレストランの関係なのですけれども、開店から1年が過ぎようとしております。できれば各月の売り上げと賃料を教えていただきたいが、可能でしょうか。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) ただいまレストランの売り上げと賃料の関係でございますけれども、基本的に賃料につきましては、賃料定額5万円プラス各月の売り上げの5%、こちらを家賃としていただいております。売り上げにつきましては、毎月、四季のほうから売り上げをいただいておりまして。すみません、手持ちの資料で、11月までの資料になってしまいますけれども、大体毎月100万円超の売り上げが上がっているところでございます。また、家賃につきましては、先ほど申し上げました5万円プラス売り上げ5%ということで、3月末で調停の見込みが124万3,725円、こちらが家賃として入ってくる見込みとなっております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。 ○4番(山口 進君) ありがとうございました。  続きまして、25ページの3款、民生費、2項、児童福祉費の関係で、05の保育所の入所事業の関係なのですけれども、公設民営の「あおぞら保育園」、「おひさま保育園」の各園児の現在の数と委託費の算出根拠及び委託契約の期間等、契約内容をお伺いいたしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 平田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(平田勝彦君) ただいまの質問にお答えします。
     公設民営の認可保育所「あおぞら保育園」及び小規模保育施設「おひさま保育園」について、それぞれの施設ごとに児童の保育にかかる経費、公定価格と入所児童見込み数によりまして計上してございます。今現在、「あおぞら保育園」は27名、「おひさま保育園」は6名でございます。また、「あおぞら保育園」は平成27年4月から、「おひさま保育園」は平成29年4月から、保育所の運営に関する協定書及び土地建物の使用賃貸借契約とともに、児童の保育の実施に関する委託契約を運営事業者と締結しております。この契約において、費用の支払い等において規定しております委託期間につきましては、1年間を契約期間とし、運営に支障がない場合は更新するものとなってございます。「あおぞら保育園」にかかる土地建物使用賃貸借契約につきましては、令和3年3月末日をもって10年間の契約期間が満了となります。「おひさま保育園」につきましては、令和29年3月30日をもって10年間の契約が満了となります。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。 ○4番(山口 進君) ありがとうございました。  続きまして、35ページの5款の農林水産業費、1項の農業費で、農業振興事業です。新規の事業なのですけれども、畜産業者が行う防疫対策を支援するということで、清川村畜産防疫対策事業補助金について、この補助金については、令和2年度単年度事業なのか、これから継続する事業なのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) ただいまご質問いただきました清川村畜産防疫対策事業補助金ですけれども、昨年、豚熱ということで、昨年暮れからことしの頭にかけまして、豚熱のワクチンを接種して、現在は収束をしているところでございますけれども、まだこれからしばらく豚熱のワクチンにつきましては接種するということでして、今回、村のブランドでもあります清川恵水ポークを初めてといたしまして、県内でさまざまなブランドの豚肉となる村内の養豚を、今回主に豚熱から守るため、費用として計上しているものでございます。また、養豚につきましては、豚熱のワクチン以外にも各種予防接種を接種しておりまして、養豚場にとってのリスクにつきましては豚熱だけではないため、また、今後、事業者にヒアリングを行いながら、村としての必要な支援を継続的に実施してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。 ○4番(山口 進君) 続きまして、同じく下段の交流促進センター管理運営事業の中で、交流センターの駐車場の用地の購入代ということでありますけれども、内容的にはわかっているのですけれども、面積と購入予定金額がわかれば教えていただきたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) ただいまご質問いただきました用地買収ですけれども、面積につきましては、清流の館と清川分署との間の清流の館寄りの部分、第2駐車場の縦長の土地、83.12平方メートルというふうになります。こちら予算の積算につきましては、過去買収いたしました原下駐車場の土地鑑定の金額に毎年の神奈川県地価変動率を乗じたものを参考に積算して、今年度の予算は計上しているところでございます。これによりますと、単価3万1,600円ということになりますが、毎年状況が刻々と変動しているところでございますので、また買収時の情勢を考慮いたしまして、土地所有者であります森林組合のほうと用地買収をしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。 ○4番(山口 進君) ありがとうございました。  続きまして、36ページの農林水産業費の1項、農業費の01、鳥獣被害対策事業なのですけれども、その中に特定鳥獣被害対策事業交付金ということで、404万1,000円計上されているのですけれども、これは猟友会への有害駆除等の交付金だと思いますが、イノシシ、シカ、サルの捕獲金というか謝礼というか、の内訳と計画頭数がわかれば教えていただきたいと。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) ただいまの特定鳥獣被害対策事業補助金404万円、猟友会への交付金ということになります。まず、有害鳥獣駆除の経費でございますが、銃器を用いた駆除従事者の報償といたしまして、ニホンジカ、ニホンザル、イノシシ、こちらともに一人一日4,500円ということになっております。こちらは弾代全部含めてということでしていただいております。また、捕獲した場合の報償といたしましては、ニホンジカ、イノシシが一頭1万円、ニホンザルにつきましては、一頭2万円ということで算定しております。計画頭数でございますけれども、ニホンジカが120頭、イノシシが30頭、ニホンザルは10頭ということでしております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。 ○4番(山口 進君) ありがとうございました。  続きまして、39ページの6項、商工費、1項、商工費の01、商工振興事業という中で、中小企業事業資金融資預託金ですか、600万があるのですけれども、この資金、清川村商工資金短期融資要綱というのがありまして、これがかなりきつくて、利用したくても利用できない状況も見受けられます。多分、村で要綱作成をされたと思うのですけれども、改正ができないかどうか。私から見ると、もう改正が必要ではないかと思うのですけれども、その辺お伺いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) ご質問いただきました村の中小企業事業資金融資でございますけれども、こちらはちょっと要綱ということでご質問いただいておりますが、清川村中小企業事業資金融資条例と施行規則によって定められているところでございます。制度内容につきましては、融資条件が300万円、無利子、無担保、36カ月の償却期間の融資となってございます。融資を受けることのできる条件でございますけれども、村内で1年以上の営業実績を有する中小企業者であることや、村税の滞納がないこと、確実な保証能力のある連帯保証人がいることが必要とされているところでございます。村は融資の取扱金融機関といたしまして、村の唯一の金融機関でありますJA厚木さんに契約を交わしているところでございます。実際の融資に当たりましては、JA厚木の審査基準、こちらによって融資が行われておりまして、やはり融資希望者はそちらのほうが厳しいため、融資希望者が条件を満たすことが難しい場合もあるというふうに伺っております。条例では、こちら取扱金融機関をJA厚木のみと指定しているわけではございませんので、今後、ほかの金融機関の条件等も調べまして、利用しやすい制度にするよう、他の金融機関も入れるか検討してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。 ○4番(山口 進君) ありがとうございました。ぜひ調べていただいて、国のほうも、今回のコロナで中小企業の資金については積極的に無利息、無担保でやるということなので、もしこれが活用できれば、村内の事業者の方もいいかなというふうなことで、質問させていただきました。  最後になりますけれども、議会初日の村長の施政方針の中に、「耕作放棄地などの利用促進に取り組む」とありましたけれども、今回の2年度の中では予算化がされていないということで、具体的な施策はないのかお聞きをしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) ただいまご質問いただきました耕作放棄地、こちらの具体的な施策ということですけれども、耕作放棄地対策につきましては、毎年、農業委員会による農地パトロールを実施いたしまして、煤ヶ谷地域の農地利用の総点検を行うとともに、担い手への農地集積を含めた耕作放棄地の発生防止・解消に取り組んでいるところでございます。平成30年度から、国・県は市町村が取りまとめ役となりまして、地域の農地の中心となる受け手への農地の集積を図るための将来的な方針である人・農地プランの実質化というものを推進しております。本村につきましても、平成27年度に当該プランを策定しているところでございます。  農業委員会の令和2年度の事業といたしましては、先に説明いたしました農地パトロールはもとより、産業観光課と協働いたしまして、当該プランの実質化を図る作業を進めていきます。第一といたしまして、村内の農業者の年代分布、後継者の有無といった地域の実情がわかるようなアンケート調査を実施いたしまして、土地移行者のまず意向を把握いたしまして、農業委員会及びJAが地域のコーディネーター役として地域のさまざまな話し合いに参加して、地図をもとに5年から10年後の将来、地域の農地を誰に担っていただくのかということで話し合いを行って、その結果を踏まえて、まだ今耕されている農地を耕せるうちに、耕せる人にタッチしていこうというような方針を策定するところでございます。そのようなことから、まず土地所有者の意向が何よりということで、ちょっとこれを確認して、こちら課題を整理した上で、対策を講じていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。 ○4番(山口 進君) ありがとうございました。耕作放棄地、または遊休農地対策については、農業委員会で議論をされているとは思いますが、農業委員会での意見等がありましたらお聞きしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) 農業委員会のほうでも、毎年パトロールをして、農地の確認をしていただいているのですけれども、やはり土地所有者の方が亡くなったり、そういったところで相続されて、なかなか所有者の意向がつかみづらいというところがありますので、やはりこのアンケートで何しろ所有者の意向というものを確認したいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。 ○4番(山口 進君) ありがとうございました。これで質問を終わります。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑ございませんか。城所議員。 ○3番(城所英樹君) よろしくお願いします。附属説明書の40ページの6款、商工費、1項、商工費、4目、観光費につきまして、質問をお願いいたします。  観光の関係につきまして、いろいろ予算もついておるのですけれども、この中、ちょっと内容見ますと、観光PR広告料ということで、12万ということでついているのですけれども、村の観光PRとしてはちょっと予算的にこれぐらいでいいのかななんていうふうに思うのですが、こちらのほうの内容を説明していただければと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) こちらの観光PR広告料につきましては、主に新聞広告を予定しておりまして、計上しておりまして、こちら内容が夏休みで、東京新聞さんが夏休み特集ということで紙面広告を出しておりまして、比較的こちらのほうが安価だということと、あと、神奈川新聞でクリスマスイルミネーションの毎年広告を行っているということで、こちらのほうに掲載させていただいている費用が2件で、12万円ということで計上しております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 城所議員。 ○3番(城所英樹君) ありがとうございます。PRにつきましては、ほかのメディアですとかホームページ等もあると思いますので、いろいろその辺工夫もお願いをしたいと思います。  それと、観光について、清川村のガイドブックあるのですけれども、ちょっと今のガイドブック、観光マップですね、ちょっとわかりにくい部分があると思いますし、最近、新しい施設ですとか飲食店等も非常にふえておりますので、新しい観光マップをつくるようなお考えはありますかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) 城所議員ご指摘のとおり、現在、村の観光マップ、こちら単独ではちょっとつくっておりませんで、ガイドマップの中に周辺の案内図がございまして、こちらを代用させていただいております。また、ちょっとそこのガイドマップの中では、移住・定住ですとか、さまざまな情報を入れているところから、やはりマップという意味で言いますと、ちょっと物足りない部分があろうかと思います。担当といたしましては、観光マップ、今ございませんで、新しい施設もできておりますので、こういった必要と感じているところでございますので、今後、作成に向けた検討をさせていただきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 城所議員。 ○3番(城所英樹君) よろしくお願いします。ありがとうございます。  それと、附属説明書44ページ、7款、土木費、5項、住宅費、1目、住宅管理費、05事業の空き家対策事業についてなのですが、こちらのほうは、空き家対策事業について、空き家を購入した方や所有者に対し、家の購入費や修繕費などを補助する制度だということでご説明いただきましたが、予算的に250万円ですか、こちらの予算で何件分ぐらい補助金のほう、大体想定されているのか。あと、こちらの補助の内容ですとか、その辺をお聞きできればと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 今回、新規の事業といたしまして、空き家対策事業ということで計上させていただきました。こちらにつきましては、今、議員おっしゃられたように、空き家を賃貸借するために空き家を改修したその所有者、それから空き家の購入者、こちらに補助をするというものでございまして、補助内容といたしましては、改修費、あるいはその購入費の50%以内で限度額を50万円というふうにしております。補助の条件につきましては、貸す人が改修するのですけれども、購入した人含めて住む人が5年以上清川村に住みますという住民登録をしていただくのを条件というふうに考えております。申請につきましては、1回のみということになりまして、「5年住みますよ」という条件で補助してもらったにもかかわらず、その人が5年以内に出てしまった場合、こちらにつきましては、一応年数によって金額の返還を求めていきたいというふうに考えております。その対象としましては、先ほど言いました、借りた人ではなくて持ち主を通して補助するという形になりますので、持ち主が責任を持つということで、仮に転出されたとしても、その持ち主さんがかわりに返還をするというような形で考えてございます。  内容につきましては、改修費、言っておりますけれども、こちらには家具・家財の処分も含んで考えていきたいというふうに思っております。あとは、不動産事業者などの事業を営む者、こちらにつきましては、対象外ということで考えております。あと、補助の対象にかかる空き家につきましては、清川村空き家等情報提供事業の実施要項に基づく清川村ホームページに掲載をしていただくのを条件としたいということで考えてございます。あと件数は、一件50万円ということで、5件分を今回計上してございます。  以上になります。 ○議長(岩澤敏雄君) この際、暫時休憩します。午後1時まで休憩します。        ――――――――――――――――――――――――――――                午前11時54分 休憩                午後 1時00分 再開       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。質疑を続行します。  清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 先ほど、細野賢一議員さんにお答えいたしました地籍調査事業の答弁におきまして、10年で実施するというようなお答えをいたしましたが、訂正をさせていただきます。10年間で地籍調査を村が想定しているエリアを実施するような発言でございましたが、10年間と申し上げましたのは、国のほうが国土調査事業10カ年計画を10年ごとに見直して国土調査事業を実施するということとなっているということでございます。本村につきましては、新年度で国の計画に基づく全体計画の策定を予定しております。実施につきましては、今後の取り組みとなります。まずは、国の10カ年事業計画に合致するような計画の策定を進めてまいります。誤解を招いた答弁で申しわけございませんでした。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) それでは、何点か質疑をさせていただきたいと思います。  まず最初に、予算書の57ページの前段の農業委員会の運営事業のことでございますけれども、218万ですか、予算があるのですけれども、これ、ほとんど報酬と、あと多少の経費ですけれども、新年度どんな事業をやるのかちょっと。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) こちら予算書57ページ、農業委員会運営事業でございますけれども、こちら節を見ていただきますと、報酬ということになってございますので、ほとんど人件費ということになってございます。内容につきましては、先ほど予算の説明でもさせていただきましたけれども、遊休農地の移行者の確認、こういったアンケート、こういったものを重点的に行っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) 毎年やってきている事業なのかもしれないですけれども、3年ぐらい前ですかね、募集で確か農業委員さん、変わりましたよね。募集して来たということで。応募で来られたということで。やっていることが全然変わっていないのじゃないか、見えてこないように思うのだけれども、この辺はどうなのですか。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) 農業委員さんの委員に関しましては、二面性を持っておりまして、やはり農地転用、こちらが一つの役割というふうになってございます。また農業振興、こういったところで地域の方と一緒になって、農地化ですとか、そういった農業振興を図っていくということになっておりますけれども、やはり、ちょっとそこの部分がまだ進みませんで、動きとすると農地転用の許認可に偏った部分があろうかと思います。そういった反省も踏まえて、今年度、アンケートをとりながら所有者の意向を捉えて、村と長部局と一緒になってそういった農業振興を図っていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) 農業委員さんについては、重要な村でもポストだと思いますので、住民に透明にいろいろなことをやっているのだよということを見えるように、よろしくお願いしたいなと思います。  次に、59ページの森林環境整備業務委託料ということで1,000万ちょっとの予算が出ておりますけれども、これはどうして委託なのか、入札じゃないのか、その辺ちょっと。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) こちらは支出科目が委託料として計上しておりますけれども、事業の執行に関しましては、入札で実施いたします。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) わかりました。いろいろ地元のほうにも、森林関係に関する業者がたくさんいるわけで、これも公平に執行できるようにお願いをしたいと思います。  次に、37ページ、予算書のほうになります。広域獣害防止柵の管理事業ということで、213万4,000円、これ、下の事業二つありますよね。補修経費と設置代。これ、何年か前に20キロぐらいの柵を村でつくったと思うのだけれども、それの修理なのか。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) こちらは附属説明書37ページ、広域獣害防止柵管理事業の内容ですけれども、こちら既存の広域獣害防止柵が約21キロメートルにわたりまして、煤ヶ谷地区を西と東と囲うように柵ができております。既存柵補修経費といいますのは、その21キロにわたります防止柵の補修の経費ということになってございます。また、獣害防止柵設置工事といいますのは、新たに新設の部分で、ことしは金翅地区を予定しているということで記載させていただいております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) 聞いているところによると、その21キロのあれは、自治会なのか地域なのか、そちらのほうに移管したというふうな話聞いているのですけれども、それはどうなの。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) こちら、2名の方に常時、年間通して点検していただきまして、常に維持管理をしておりますけれども、場所によりましては、やはり山に出入りする方、そういった方が日ごろの自分の範囲の中で補修などしていただいているケースもあるかもしれませんけれども、こちらは村で全部管理しているものでございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) それじゃあ、村で管理しているということは、村の所有物ということでいいのですかね。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) 村の所有ということで管理しております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。
    ○7番(川瀬正行君) それでは、これからもいろいろなことで、岩が崩れてきたり何かして破損しちゃったり何かするのは、村がそのたびに修理していくということでよろしいですね。はい、わかりました。  次に、予算書の51ページ、中段のさっき説明があったのだけれども、感染症の関係なのですけれども、内容的にはいろいろなインフルエンザとか、毎年やっているそういうふうな感染症の予防の関係だと思うのですけれども、今コロナの関係が非常に強く出ている。そういうことで、さっきの答えと重複しちゃうかもしれないですけれども、対応策、これ予算だから4月以降のものになると思うのですけれども、その辺はどういうふうに考えている。 ○議長(岩澤敏雄君) 平田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(平田勝彦君) この予算を立てたときには、コロナウイルスの関係はございませんで、コロナの対策についての予算額については、計上はできてございません。村が執行していくというところでは、主に注意喚起をしまして、その症状の方が自分でご連絡いただいて、県のほうの場所へご連絡いただくような形、そのような形の注意喚起を村のほうはやっていくような形になります。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) 今これだけ大変な問題が起きていて、村で何にもそういうふうなほかのところに任せちゃっているというのも、ちょっといかがなものかなと思うのですけれども。ちょっと調べたのですけれども、他所の自治体でどんなことをやっているかということ。今この予算のほうに入れるのは、なかなか新年度、ちょっと難しいかもしれませんけれども、今対応できるものもあるわけですね。国内の感染者数がもう500人を過ぎちゃっているということで、事業の内容がコロナに。大和市の関係。大和市では、アルコール消毒液と同等以上の消毒能力を持っている次亜塩素酸生成装置2基を取り入れて、住民の感染予防に努めているということでやっているそうです。だから、こういうことをいち早くやっていくことが先決であって、清川村でもし誰か一人でも感染が出たら、これ大変なことになりますよ。その辺、村長どういうふうに考えているのかちょっと。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) 新型コロナウイルスの関係は、本当に議員も心配されているように、村としても非常に危機管理を持って対応しているところです。ですから、村では今、学校等が一斉休校しておりますけれども、開校しているときには、子どもたちへマスクを配布したり、先生方にも配布したり、また、公共施設には手指消毒剤や、また、せきがある人、心配な人にはマスクを着用していただけるように窓口に配布して、そういった事前対策もしてきているところであります。公設民営ではありますけれども、保育所に対しても、今開所しております。そういった中にも、園児のため、また保護者のためにも村のマスクを配布しておりますし、手指消毒剤も配布してございます。また、児童クラブを初め、幼稚園でも一時預かりも継続しております。こういった方にも教師並び指導員、そして園児、そこに来る子どもたちのためにもマスク、また手指消毒剤、そういった事前の感染防止対策はしているところであります。今、確かにり患者が出たときはどうするか、これは、やはり私たちも対策会議を開いて、いざというときの対応策ということで、今、計画書に基づく対応をしているところではありますけれども、やはり県に確認しますと、保健所がしっかりと対応するというような回答でございます。やはりそこは、村も県も、近隣の自治体の動きもしっかりと確認しながら、何かあれば県に指導を仰ぎ、県の対応もしっかりと村も協力していくという体制はとっていきたいと思っているところです。  終わります。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) 今、村長がいろいろそういう対策をされているということで、やはり村民にそういうことが伝わっていかないと、一番それが伝えていくことが大事だと思いますし、安心をすることじゃないのかなと思います。我々議員も、いろいろ議会のほうで何やっているのだよというふうに言われるのもちょっとあれなので、やはり、その辺は自分たちもきちんとやらなくちゃいけない部分があります。村でそういうふうなお答えをいただいたのでいいかなと思いますけれども、一般質問のときに、1万6,000枚だかあると言っていましたよね。それは自治体とか民生委員とかに。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。予算とちょっとずれているかなと思うので。お願いします。 ○7番(川瀬正行君) 一応そういうことで、それはそれでいいです。  最後になりますけれども、41ページの一番上の宮ヶ瀬地区イベント交付金について、この内訳だけ教えていただいて終わります。花火とクリスマスと桜まつりだと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) 宮ヶ瀬地区イベント交付金の1,385万円の内訳でございます。まず、ふるさとまつりが250万円、宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどいが1,100万円、桜まつりが35万円、こちらを合わせまして1,385万円になります。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) では、質疑をさせていただきます。予算書でページ示します。それと、5項目ほど一問一答で質疑させていただきます。よろしくお願いいたします。  36、37ページ、協力隊の関係ですけれども、先ほども、るるご説明がありましたけれども。ここに書いてある大学連携と地域特産物開発と、いろいろ出ていましたけれども、目標が見えてこないのですよね。大学生とイタリア料理、また、お茶とか豚とかいろいろやっている。何を目的にどうというのがさっぱり見えてこないのですよね。その辺もう少し説明をしていただきたい。今後いろいろやるというふうに言っていますけれども。村の開発って役場の中の自己満足でやっているの。それとも、発信するということ。特産の豚やそういうの、なかなか村が開発したから売れるものじゃないのですよね。そこら辺について、やはりちゃんとした目的を持ったほうがいいのじゃないかと。はっきりとね。これやっていると村が特産進んでいって何かというのがそういうふうになっていない。やっているのはクリスマスに出店していると。村の職員もすごく手伝っていると。聞いたら、黒字か赤字かわからないけれども。もう少しそこら辺きちんと目標を持って、協力隊と連携の関係。協力隊にしても、最初はお茶の何かという話だった。そこら辺もよく明解になっていないと。先ほどの説明でも何かよく、連携連携とよく見えてこない。そこら辺について、もう少しわかりやすく、今後どうしたらいいのかと。村の立て直しとしてね。そういう特産品、本当につくれるのかどうか。本気になってできるかどうかというような。私には自己満足にしか見えないのですよ。その辺について明快に答弁願いたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) ただいまご質問いただきましたことにつきまして、今年度、相模女子大さんと地域おこし協力隊、商品開発をしたところでございます。その商品開発につきましては、まずジェラート。ジェラートは、大学生が考えた考案したものを清川村の産物を使いましてジェラートを提案していただいて、それをレストラン四季の稲葉さんがジェラートを実際製品化して、現在販売している状況でございます。また、ソーセージにつきましては、さまざまな味のソーセージをつくりまして、こちらは一般販売できずに、まだレストランで提供しているのみということになります。今ジェラートになりますけれども、ジェラートにつきましては、元地域おこし協力隊の稲葉さんが一般の販売に向けてちょっと検討しておりまして、その中には大手百貨店の中でもそういった商品を扱ってもよいというような引き合いも、5社ほどそういった商談の話も上がっております。それが具体的に、5社では生産能力がまだございませんので、そこは最低限に2社と話を進めようということで、もしそれが進みますと、やはりそういった百貨店の一品目として清川村のジェラートというものが販売される。それは学と行政と民の部分で協力してできたものだということで、まず話題性もありますし、そういったものがいろいろ県内、県外出れば、村のPRにもなっていくということで、村内のさまざまな産業にも発展するのではないかということで、そういった目的を持って、現在取り組んでいるところでございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) 大体の方向付はわかりましたけれども。イタリア料理との関係で、民間の業者ですよね。今は完全にね。今まではいろいろ。これほど肩入れする必要あるのかどうかですよね。じゃあ、ほかの業者も全部肩入れするのかとなるわけです。その辺ちょっともう少し、連携というのかな、独立した中できちんとしていくべきじゃ。だから協力隊と店と大学の関係を。めちゃくちゃな連携だよ、これだと。あなたたちはすばらしいと、外部からそう見えていないのですよね。だから協力隊って国から出ているわけですよ。有効に使われていないよね。例えば、協力隊、別のほうに使ったら。関連でやるけどね。例えばいろいろな例として、あとでも話しますけれども、宮ヶ瀬のいろいろなイベントあると。そこに対して、協力・指導できる協力隊にしていくとか、いろいろなそういうところに援助・助成をきちんとできる。何か小さいところこちょこちょとなっても、これじゃあ協力隊の意味ないのですよ。やはり協力隊というのはその辺の給料もらっているわけだから。開発をして、きちんと基幹産業の何を産業って、そういう立場にやるべきじゃないかと。協力隊はそういう仕事じゃないの、基本的に。違いますか。何かちょっと、村がやっていることについては悪いとは言っていない。やるのだったら、もう何年目なのよ協力隊。だから、そこら辺も具体的にもう少し見える形でやっていかなければ、尻すぼみになりますよ、このままいったら。単なる自己満足で終わりと。それについて、もう少し明解に答弁お願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) 今の松田氏につきましては、やはり当初、お茶の栽培の目的ということで募集した経過はございます。ただ、やはりその辺のお茶の仕事が、なかなかちょっと尻すぼみでうまくいきませんで、そういったところでちょっとローカルイノベーションの整備したところもあり、ソーセージの加工所をつくったところもありというところで、活動の内容がシフトしてきたということは、ご指摘のとおり事実でございます。ただ、やはりこれから、松田さんに関しては、そういったお茶ということで募集しましたけれども、これから例えば地域振興のために地域のリーダーになって、イベントを先頭切っていただく方が必要であれば、そういった方を募集したり、そういった地域の課題によって、足りない部分を地域おこし協力隊として募集することということは、これから考えられてくるのではないかと思います。また、先ほどの地域特産品の関係でございますけれども、今年度は稲葉さんと松田さん、協力いただきまして、ソーセージ、ジェラートという形で行いまして、相模女子大学の若い学生の視点からそういった商品開発をするということで行ってまいりました。ある程度ここでやり方というものが見えてきましたので、令和2年度につきましては、これを一般の店舗にも、先ほどご説明させていただきましたが、飲食店と学生さんとタッグを組んでいただいたり、あとは、例えば畳ですとかいろいろな諸工芸ありますので、そういったところで若い方の意見を取り入れながらそういった商品開発になっていろいろ世に出ていけばいいのではないかということで、その仲たがいを私ども村がさせていただいているというような状況になっております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) ぜひ三者連携で村のために、店もお金がもうかって、ああよかったと、そういうふうにしていかないと。どっちもね。大学生の人たちもすばらしいと、私との間ができてねというふうに勇気づけていくのが予算なわけだ。それは担当課の責任だよ。ぜひ、そういうふうにしていただきたいと思います。  次に移ります。40、41ページのマイナンバーの件ですけれども、2年1月現在で、人数が515人、率が17.3%しか受けていないのですよね。これ受けると、何が取得した利があるか。それと一つね。管理するもの、これは予算が入っているわね。住所もナンバーも証明するということで。いろいろなところ行くと、マイナンバーなんて言われない。免許証お願いしますと言われるのですよね、身分証明書は。みんな経験あるでしょう。マイナンバーなんて聞かれたことない。免許証お願いしますと言われるのですよ。それで証明できるのですよね。何かメリットがあるものなのかな。こんなの無駄な事業じゃないかと思うのですけれども。それらについてちょっと説明してください。国の制度はこういうふうに決まっているのだけれども、こんな無駄な金、もっと別に使っていいんじゃないかと私は思って。よろしくお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) マイナンバーに関しましては、ただいま議員が申されますように、1月末の時点では515件ということで、その後、また10件ほどふえておりまして、2月末では524件というふうな形になっています。若干ですけれども、ふえてきています。  このマイナンバーカードをとることによりまして、身分が、免許証もなく。要するに、このマイナンバーをもって、その方の住所とか氏名とか、いろいろ項目というか、そういったところが認識ができるというところです。マイナンバーにつきましては、これからも国のほうでさらに多くの方が利用していただくような形で施策等をとっていくということで聞いております。具体に申し上げれば、国民健康保険が2022年度からマイナンバーのほうに賦課されるというようなことで聞いております。まだまだこちらのほうは具体には決まっていません。どうするのかと。ただ、方向性はそういうふうな形で決まっております。  そのほかにも、国としては周知等を行いながら、あるいは、ことしの9月からになりますけれども、マイナンバーカードを使用して2万円を購入しますと、2万5,000円のポイントがつくということで、5,000円をプラスするような形で。そんなこともやりながら、マイナンバーカードの普及に努めているようなところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) それは国の指針で、説明わかりました。それは8月に終わっちゃうわけでしょう。免許証で通用しているのです、今。村長にお聞きします。町村会の中で、首長会にこういうの出ないのですか。役に立たないのに無駄な金を使う。そういう状況だけ聞かせてください。もう話題になって、みんな受け入れてこうやっているのか、その辺ちょっとお聞かせください。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) 具体にマイナンバーに特化してというようなお話は伺ってはおりません。ただ、今、国の施策としていろいろな、マイナンバーカード使いながら医療の分野でもこれを拡大していこうとかいう考えがあるようでございます。実は、総務省のほうからは、各地方自治体の職員に対しましても、積極的にマイナンバーカードを取得するようにというような指導は来ております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) 村長も認めるとおり、結局いろいろやっても入らない。何も得にならないからですよ。ここで税金安くなるとか、そうしたらみんな入りますよ。気休めですよ、あれが10%になったからでしょう。後付けでやったね。ということで、村長、ぜひそういう声もあるということを国に伝えていくべきだというふうに思いますよ、私は。  次に移らせていただきます。次、56、57ページ。茶業活性化支援事業についてですけれども、担当課に聞いたところ、前年度から比べれば、みんな耕作面積もお茶の取り高も減少しているのですよね、現状は。説明の中で、基幹産業とうたわれているわけですよ。基幹産業にやはり育てていくには、それなりの計画をもって予算書をつくっていると。具体的に聞きたいのは、どういう基幹産業と位置づけて、どういう指導をしながらこの予算つけているのかということで、どんどん減少して、全て減っている。毎年減っているわけですよ。こう見ても、どんどんお茶の耕作が減っているわね。これ、具体性は全然ないのですよ。ただちょこっとであれば基幹産業に。それちょっと意味が違う。それについてちょっとお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) こちら耕作面積がちょっと減っているということですけれども、まず、村のお茶に対する考え方でございますけれども、長きにわたり栽培してきておりまして、約8ヘクタールの茶園面積が広がっております。やはり、こういった茶園を守っていくということは、村の責務ではないかというふうに考えております。また、茶園が減っているということで、今回、収穫面積が約8アールほど、昨年と比較しまして減少しております。こちらにつきましては、相続によって茶園そのものは維持されているのですけれども、こちらの補助金が村内に在住の方ということで、相続によりまして、お一方は村外の方に移られたと。ということで、茶園は維持されておりますけれども、補助の対象外ということで減っているということと、また、一つは耕作をお茶から一般の野菜に変更したということで、こちらのほうは、ちょっと純粋に茶園が減ってしまったという事実で、こちらのほう、補助金の減額の免責となっております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) 収穫も減少しているわけですよ。今ちょこっとの話。基幹産業とうたわれているのですよ。だから、具体的に手を打たなかったら、どんどん衰退しちゃう。先ほど後継者も減っていると。やる人いないのだよ、専業じゃないわけだよ。そこら辺をやはり見直しが、これ村長に聞くけれども、見直しが本当に基幹産業やっていたのかと。これもう10年とみんなやめますよ。だから、先ほどの村長の施政方針にもいろいろな提案先もありました。さっきのイノベーションのいろいろあったけれどもね。それはお題目に終わる可能性あるのですよ。だから本当に真剣に取り組むのだったら、ばっと予算出してやると。それは相手の耕作者については、やはり責任を負わせる。どっちもですよ。村も金出すならちゃんとしろと。しなかったら切るぞと。そのぐらいの、基幹産業言っているのだったら。茶業組合ってあるでしょう。そこら辺について、課長でもとりあえず。お願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) やはり、村も全体的に高齢化率というものがどんどん高くなっておりまして、農業従事者も高齢化していることから、やはり担い手不足ということが課題に挙げられるのではないかというふうに考えております。こういった単に担い手不足ということであれば、チャピュア清川さんですとか、そういったところと相談しながら支援の方法、担い手不足ということであれば、考えていけると考えております。ただ、やはり先ほど申し上げましたように、相続などにより所有者がかわって、必ずしも農業をしていくという考え方ばかりではございませんので、やはり所有者の意向というものを確認する必要があるのではないかと考えておりますので、また、その所有者の意向を確認するような仕組み、それによって何を講じていけばよいかということがわかると思いますので、そういう仕組みづくりも大切なのではないかというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) ということで村長、本当に基幹産業と出ているわけですから、この先検討して、無理ですよ、全然。若い人だって、やるなんて、お茶そのものだって飲む人少なくなっているわけですよね。本当に基幹産業にするなら、もっと具体的に、やはり計画性を持ってやらなかったら、ただやって減った減った、耕作減った、後継者いない。そういう問題じゃもう過ぎちゃっているのです。村長、本当に2年度、その次の年度まで、ちゃんと計画もってやらなかったら基幹産業と言いませんよ。それについて村長のお考えをお聞きしたい。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) 従前から、村の基幹産業として、お茶は村も一生懸命支援をしてきたところであります。やはり、今担当参事言いましたように、農業だけではなくていろいろな部門で高齢化が課題になって、それを引き継ぐ後継者不足というのは、いろいろな分野でも課題となってきております。先ほども言いましたけれども、やはり農地の荒廃地、これが広がることによりまして、鳥獣害被害にもつながります。やはり、農業を守るということも必要だと思いますので、議員言われますように、基幹産業である清川のお茶と言えるようなものにしていくための施策的なもの、それ以外の農業についてもそうです。道の駅の出荷につながるような、そういった農地の拡大も必要となってきておりますので、いろいろな部分を含めて、農政のあり方を勉強して、検討していきたいと思っております。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) ぜひ、再来年度予算には、そういう施政方針の中で、きちんと責任を持って基幹産業育てていくのだというふうに、ぜひ考えをもっていきたい。いただければいいと思います。  次、60、61ページ、先ほど川瀬さんのほうからもありましたけれども、宮ヶ瀬についての予算の処置ですけれども、私も言われたとおり、クリスマスは25万の減、桜まつりは15万の減額、ふるさとまつりは同額なのですよね。減らした意味と、その同額の意味はどうしてこうなったの。それをちょっとお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) まず、減らした理由ということでございますけれども、まずふるさとまつりにつきましては、昨年と同額でございます。こちらは、もうほぼこの額が花火代ということに、これでもちょっと足りないのですけれども、花火代ということで全額いっておりますので、こちらはこのとおりとさせていただいているところです。また、桜まつりにつきましては、従前50万円で、桜の植樹をするイベントと、来賓にちょっとした接待をさせていただいている部分がございます。こちら、そういった部分は、今までかなり過度に振る舞っていたところがあるので、そういったところはちょっと今の時代でどうなのだろうということで、そういった接待をなくしたことと、あとは桜の植樹をちょっと地元と相談しまして、植樹する場所がなくなってきたと。そういったところで、その経費を除いた経費、イベント経費として35万円支出しております。また、クリスマスにつきましては、従前から1,125万という額を交付していたのですけれども、ことし少し努力しまして、若干経費が下がっております。そういったところで、金額ありきということではなくて、団体にも努力していただこうということで、若干ですけれども、こういった価格を下げてそういった村の方向性も示させていただいたところです。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) この減額について、私も評価します。一般質問でも出しましたけれども、やはり状況と前年度見ながら出すべきだと思うので、当然だと思います。桜まつり、そのとおりです。もう桜なんか幾らやっても、管理していないと枯れちゃうのですよ。だから、ぜひこれは、それでいいと思いますよ。それと、ふるさとまつり、寄附も集まっているよね。どのぐらい集まっているのでしょうか。わかりません。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) 申しわけございません。手元にちょっと資料ございません。毎年100万円ぐらいはたしか集まっていたのではないかと記憶しております。すみません。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) そういうお金も集め、それなりに努力はしていると思うのですよね。そこら辺、今後もやはり努力してもらって、やはり自主的に村と関係団体と、実行委員会ですか、互いにきちんと精査し研究しながら今後とも公費を出していくべきだと思うのです。  それと、先ほど同じ協力隊の話ですけれども、二人か3名にしていくという話出ていましたでしょう。それについては、今回入っていないよね。そういう記憶あるのだよね。それについては、どうなってこうなった。その経緯、説明もなかった。二人か3名にするというような話、去年、一昨年か。ちょっとその辺について。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) ことし、2名の予定をしておりました。ただ、1名募集がありまして、一応採用までいくところだったのですけれども、ちょっと先方との都合が合わずに中止になりました。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) 私の記憶が間違いなかった。だから、先ほども触れましたけれども、そういう協力隊のやはり力ある人、今のクリスマスイベント、そこに全て指導していくと、やらせると実行委員会がおまえらやれという指導をしてでは、もっともっと発展する。そういう人もやったらどうですかと、それについて考えていないかな。やはり効果的に協力隊使ってもいいのじゃないですか。国から出るわけだから。こんな金出して執行できないのはだめだというぐらいの権限持たせると。担当課、その辺の考えはないですかね。よろしくお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) 今のご質問に関しましては、以前1名、實方さんという方が協力隊でいらっしゃいまして、その方をそういった役割で、イベントもお好きだということで、ちょっと行っていただいたことはありまして、今藤田議員がおっしゃるような地域のリーダーになっていただこうということで考えておりましたけれども、ちょっと本人の都合で退職ということになりましたので、そこは終わってしまっている状況になっております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) ぜひ、ふるさとまつりは宮ヶ瀬地区の長い歴史あるわけですから、潰すわけにいかないのですよね。よりよく明瞭会計で、やはり地元も頑張って。でも、村も責任を負って、金出した以上は指導していくという権限を持って、ぜひやっていただきたい。  次に移ります。60、61、62、63。ふれあいセンターの関係ですけれども、これもお客さんも減っていると。減少していると。一般のお年寄りの皆さんについても、どんどん減っているわけですよね。この維持管理、施設、建物や暖冷房か、その施設も大分古くなっているということで、大変だという話があるのですよね。そこら辺については、今後どういう施設管理をして、どういうお客さんを呼び込む。そこら辺の計画が見えていないのだよ、全然ね。ただ現状維持でやっている。前にこういう質問したのですよ。もうあの施設は福祉施設にしろと。土日が週に何回して、それで他のお客さん来るときは入れたらどうですかという提案したことあるのですよ。いや、それはちょっとできないと。そこら辺も含めて、今どういう状況に村が考えている。このままずっとやるの。それとも、そういう建物維持も問題あるわけで。その辺どういうふうに考えられているか、よろしくお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) ただいま藤田議員ご質問ありましたとおり、やはり入館者全体から見ますと、右肩下がりということで状況になってございます。ただ、やはりそこは近隣で本当の温泉が出ている施設ですとかありまして、やはり沸かし湯というところがお客さんを呼び切れない施設であるのではないかということで、大変苦労しているところでございます。  一方で、今福祉施設ということでお話上がりましたけれども、住民の率の方、利用者の率の方は余り変わっておりませんで、約20%の方が住民の方が利用されております。その中で、約7割の方が、いきいきわいわいカードという65歳以上の優待券を使ったお客さんでいらっしゃいまして、利用率にしますと、やはり15%から20%ぐらいの間で占めております。やはり、施設の耐用年数、RCで50年ございまして、平成8年ぐらいのたしか整備ですので、まだそういった意味からしますと、施設の耐用年数はまだまだありますので。ただ、そう言ったものの、やはり施設の老朽化に伴いまして、修繕費というものは年々非常にかかっているところでございますので、やはり今後、施設のあり方というものを考えていかなければいけないのですけれども、当初は観光目的というところで整備しましたけれども、やはり福祉的要素もかなり今ではそういった役割を担っている部分もありますので、そういった部分も踏まえて、福祉的な視点からも施設のあり方というものは考えていかなければいけないと、担当としては考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) 全体の運営、大分前に私聞いたときに、赤字ですよ、2,000万ぐらい。今もどのぐらい赤字になっているのでしょうか。それについてお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) 通年、2,000万程度の赤字で推移してまいりました。今年度につきましては、受水槽の施設の修繕ですとか、また台風、また今回のコロナによります、3月はほぼ休館というふうになってございますので、かなりそれ以上の赤字が出てしまうということで考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) 私は、この建物について、やはり存続させていく立場で、やめろとは言いません。やはり、お年寄りも喜んで、カラオケもできますからね。そこら辺もいろいろ考えて、今、別所の湯何かあったよね、諮問機関みたいなの。運営委員会じゃなくて、やはり今後どうするかという重みのあるものつくった。運営委員会、ただよせと、どうでもないこうでもない。もっと責任ある内容にして、今後どうするかそういう議論。ずっとやるのじゃなくて、1年か2年間の中でずっと存続するにはどうしたらいいかと、専門家も入れてきちんとやる。多分、これ施設つくった以上は、まだある耐用年数も。持ちこたえるには、きちんとして。客商売、なかなか簡単にはいかないわけですよ。まして、村はプロじゃないわけ。プロだって今、倒産しているわけだからね。だから、その辺も含めて、今後のどう維持管理、1年か2年か設けて、専門家へというふうに検討して、お客さん呼ぶにはどうしたら。内容をもっと改善していくべきだと思う。当初は温泉ということであれつくったけれども、いろいろな経緯があってそれはできなかった。しようがない、見切り発車でやりましたよね。だから、できた以上、維持管理していくには、これ、村長の責任だよね。担当課は無理。村長としては、これどう今後、別所の湯を、ふれあいセンターをどう維持管理しながら村民の皆さんもっともっと喜んでもらえれば、もっと若い人も来ると思うのです。それについて、今後の課題というか村長の意見を聞きたい。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) 議員も心配していただいているとおり、やはり、なかなかふれあいセンターの利用が減少しているということの中で、先ほど担当参事も話ありましたように、福祉的な要素も大分捉えておりますし、いきいきわいわいカードの利用率も高いというようなお話もありました。また、高齢化の中で、いきいきわいわいカードもそうですし、高齢者の方々、車をお持ちでない方々も利用していただけるような形の中で、送迎バスを運行したりしながら、利用拡大に努めております。今後の課題としましては、議員も心配していただきましたように、老朽化に伴います各種修繕が頻繁に出ております。そういった問題も対応していかなきゃいけないので、このあり方というのは、運営委員会の中でも、そういった今の利用状況、また今後どうしていったらいいのかというものも含めて、ご意見もいただきながらよりよいふれあいセンター、別所の湯になっていただけるような運営方法、また管理方法も研究していきたいと思っております。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) これで終わりにしますけれども、ぜひ令和2年度予算、私は賛成する立場で質疑いたしましたので、ぜひこれは村、また我々議員も努力しながら、よりよい村づくりに進めていきたいと私の意見で。これで終わらせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。  細野議員。 ○9番(細野洋一君) それでは、私のほうからは村長の施政方針、こういった令和2年度に向けた村政運営等について、お伺いをしてまいりたいと思います。  端的に言いますと、未来へつなぐ安心で活力と魅力あふれる村づくりを進めると、こういうご決意があったわけであります。そこで、村長就任されて、約1年経過がされました。村長は就任当時、大矢前村長の長年築き上げてこられた村づくりを承継して、村政を担当してこられたわけでありますけれども、ただいまも質疑いろいろありました。そういった中で、今村長が村政運営の承継についてどう考えていらっしゃるのか。それから、令和2年度予算において、村政運営をどう変えたいのかというか、どういう方向に持っていきたいのか。その辺についてお伺いをさせていただきます。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。
    ○村長(岩澤吉美君) 私が就任して、当時、やはり前大矢明夫村長の後任といいますか、ご指名いただいた中では、やはり前村長が進めておりました、村民目線に立って、村民のための村政運営というのは、これはやはり第一であります。私もそれは心して多くの皆様のご意見をいただきながら、やはり住民の皆さんが求めていることを第一にやっていくのが常かなと思っております。当然、その運営に当たりましては、議員の皆様、多くの方々からご指導、ご意見もいただきながら、村政運営をしていかなければいけないというのは、当然肝に銘じているところでございます。  そういった中で、事務事業につきましては、やはり私の思いだけではなくて、住民の皆さんの意見を聞き、そして、ここにおります幹部職員を初め、多くの職員からいろいろな意見もいただきながら、やはりボトムアップを求めながら、私の目、耳だけではなくて、職員の目、耳も、やはりそれを重ね合わせれば、いろいろな意見、いろいろな提案も、自分の意見も入りますし、それぞれの思いもありますので、提案を受け入れて、それを村政に反映していこうという思いで対応しております。  そういった中で、子育て支援から高齢者の対策まで、やはりきめ細やかな対策がとれるような、そして、その事務事業が村民の皆様が安心して安全に暮らしていける、そういった心豊かな生活ができるように、それがまた継続されて次の時代の人たちに引き継げるような、そうした安定した村政運営ができればという思いで今進めているところであります。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) わかりました。議会とか村民の皆さんのご意見、こういったものを十分参酌しながら、今後、行政運営を進めていくと、こんなことだったろうと思います。  当時のこと、ちょっと私思い出しました。前村長が、次期村政運営については、急速に変化する時代の流れに対して、時宜に適した対応が大事と述べられております。ということは、かじ取りは後任に任せるよと、後任の方の手腕に大きく期待をされていたと。こういうことだろうと思います。  そこで、村長が決意をされている、未来へつなぐ安心で活力と魅力あふれる村づくりということでありますけれども、今までの右肩上がりというか、こうした経済状況というのは、もう期待ができないと、こう思っておりますし。そうした中で、やはり自主財源、財源の確保、それから、さっき言われました多様化する住民ニーズ、こうしたもの、あるいは、災害とかそういったものにも備えていかなきゃいけない。総じて厳しい村政運営だろうと、こう思っております。  そこで、さっき述べられた未来へつなぐ村政運営については、村長が考えていられるタイムスケジュール、要するに、総合計画のあと4年なのか、あるいは、もっと先を見越していらっしゃるのか、その辺のことと、それから、やはりそういった村づくりを達成していくには、達成要件といいますか、それは何だとお考えなのか。その辺についてお伺いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) タイムスケジュールというお話ですけれども、私自身の任期は4年であります。その中をしっかりとやるのがまず第一だと思っておりますし、ただ、やはり村の向かうべき方向というのは、定められております総合計画に基づく、未来へつなぐ安全で安心な村づくりだと思います。そういった中では、今議員も言われましたように、本当に時代というのはいろいろな形で変化してきております。災害もそうですし、経済でも上下したりもします、いろいろな意味で。  そういった中で、やはり日進月歩と、行信墳墓というような言葉も一時期いただいたことがありますけれども、やはり刻々と変わる世情、世の中の動き、そこを見失わないようにしっかりと見据えて、世の中の流れを、職員も私もそうですけれども、捉えながらその時代に合った住民サービスというものをしていかなければいけないのかなと思っております。そういった意味では、やはり時代に乗りおくれず、周りの流れにも乗りおくれず、村として村民のために何ができるのかをしっかりと捉えながら対応していくのが、今の私の考えでおります。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 村長の任期中に全力を投入されるというのは、これは当然と言えば当然のことでありますし。今お答えいただきませんでしたけれども、やはり将来こういった村をつくっていくために何と何と何が必要なのかというのを、やはり頭の中に入れていただきたいなと思いますけれども。私は人口とか財源とか、住民生活の中の生活環境とか、あるいは、社会保障とか危機管理とか、そういうものだろうと思っておりますけれども、そういうものをきちんと。やはり、これから10年、20年というのを当たり前に見ていかないと、きちんとした村ができてこないのかなと、こんなふうに私は思いますので、なるべく長い視野で物事を見ていただきたいなと思っております。  そうした中で、私、前から申し上げますけれども、今村長が総合計画の話をされましたけれども、それすら4年後、達成できるかどうかわからないですよね。ということは、そこから先がどうなるかというのはもっと危惧される、そういうことになりますよね。だから、そこら辺のご認識がどうなのかなということと、もう一つは、今村長はそういう形の中で村政運営を村として自己決定、自己責任という形の中で進めてこられたわけですよね。そういった部分の考え方、村民に対する自己責任というか、そういうものもやはり踏まえなきゃいけないのかなと思いますので、その辺もちょっとお伺いしておきたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) 確かに、将来的なものをしっかりと見据えて対応していかなければいけないのは、議員おっしゃるとおりだと思っております。今、人口減少、超少子高齢化の中で、やはり清川村、住民基本台帳上では3,000人をもう既に切っております。こういった村政運営に当たっていくに当たり、やはり人口というものも当然必要ですし、先ほど経済を考えますと、議員おっしゃるように、働く場所も当然だと思います。やはり、子育てや高齢者対策だけではなくて、そこに生活していく術を見出していくというものがなければ、やはり人も去ってしまう部分もあるのかなと思います。  そういった中では、やはり定住人口もそうですし、先ほどもお話も予算の中でありましたけれども、やはり今、空き家なんかも目立ってきております。そういった中で、やはり特定空き家にならないように、今の空き家を何とか活用できるように、その空き家対策、そこを利活用していただき、定住促進につながればと。また、そこを一つのオフィスとして使う、サテライトオフィスにもしていただく。いろいろな形で移住・定住、または、そこに関係人口、そういったものの中で、村の中がにぎわいが必要だとも思っていますし、活力もそこに出てくると思っています。  他所の土俵を使うわけではありませんけれども、圏央道ができております。宮ヶ瀬に来る観光客ふえています。第2東名も伊勢原大山インターが開通しました。7日に午後3時に開通したということです。そういった地の利。また、今進んでおります厚木秦野道路、こういった森の里インターチェンジ、ここには私も強い思いがありまして、清川という名前が入っていただくような形の中で、そこに接続できます仮称でありますけれども、上古沢煤ヶ谷線、こういった交通アクセス、そういったものをしっかりと捉えながら、また、近隣にできます工業団地、こういったものも見据えながら、そういったところで働く方々をぜひ、清川、心の自然豊かな、そして子育てのしやすい、また高齢者にも優しい、いろいろな地域のコミュニティも成り立っているすばらしい清川というふうなところは自慢できるようなところに住んでいただくような、そういった施策というものもしていかなきゃいけない。やはり、それは行政だけではなく、多くの皆さんの力をかりながらそこは進めていく必要があるのかなと思います。でなければ、この清川村というものは、存続に向けてのやはり大きな壁となってしまうのじゃないかと思います。そこはしっかりと定住人口、人口増、関係人口もふやしながら、清川村を守り育てていかなければいけないのかなと思っています。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) わかりました。今村長おっしゃったことは、予算の部分にも村長述べられている。私は理解しているつもりですけれども、やはり、そういった思いを毎年毎年この予算で積み上げていくのですよね、4年間。そして達成していくということなのですね。ですから、私さっき言いましたように、私は将来の村づくりの到達点にかなり危機感持っているのですよ。その辺の方向性もきちんと考えながら村政運営をしていただきたいなと、これは私の考えですから要請をさせていただきますけれども。  それで、いろいろ聞きたいことがあるのですけれども、時間の関係もありますので端折っていきますけれども。  もう一つは、村長が将来像のお話の中で、施政方針の中でSDGsの話があったかと思いますけれども、あれはやはり基本理念という部分をどう理解していいのかわかりませんけれども、そういう理念の中で、チャレンジできることから取り組むということで、令和2年の予算の中にも反映されたのかなと思っていますけれども。ちょっとその辺の内容、お伺いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) SDGsの関係についてご質問いただいておりますので。先日、細野賢一議員さんからもご質問いただきまして、その中でもお答えしているところでございます。  SDGsの考えが総合計画、村の将来像に合致しているというところでございますが、SDGsは17のゴールを目指しておりまして、その中のゴールは多岐にわたっておりまして、これらを横ぐし、縦ぐしにあわせることによって目標が達成されるということになってございます。その目標の中には、やはり水と緑の心の源流郷、輝き、愛着、誇りを育む村づくりを具現化する目標と一致していることから、同じ立場、同じ方向を向くようなところも同じでございますので、こういう考えのもと、SDGsの理念にも合致するということでご説明をしているところでございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 私が疑問に思っているのは、この17のゴールというのは、2030年のゴールだと思うのですね。あと、さっき村長、ゴールはあと4年しかないわけで、そういう中でどうやって取り組むのかなというのを聞きたかったのですけれども。それは結構です。  あと、基本理念というのは、やはり村民憲章ということの中で総合計画にうたってありますので、その辺をうまく理解できるような形で、もし説明するのであれば、きちんと説明してほしいなと、こういうふうに思います。  三つ目ですけれども、ちょっと簡潔に質問しますので、簡潔にお答えをいただければと思います。今回の村税の関係、全体で1.4%減収ということであります。その財源不足については、財調、あるいは臨時財政対策債、こういったものを活用されたということでありますね。近年、そうした形の中での収支バランスというか、そういうものを保っていられるわけでありますけれども、これ確実に財政の硬直化、こういうものが先に見えている、こんな感じ、私しています。長期的にこういった状況が続きますと、やはり財調の残高も大変危惧されるような状況にはなってくると思いますけれども、その辺の課題認識、それから取り組み、ちょっとこれをお伺いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) 財政の硬直化ですけれども、議員ご指摘のとおり、経常経費率が上がれば財政が硬直化するということは、数字的にもあらわれてきているところでございます。本村特有な財政状況、また税収の状況でございます。基金を活用するような考えもございまして、そういうところのバランスをよく考えながら、長期計画もつくってございます。この長期計画に基づきまして、本村特有な税収バランス、また財政バランスを見ながら、今運営をしている状況でございますので、ご理解をいただきたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) わかりました。それで、私が議員に就任したて、大矢村長のほうにちょっと質問をさせていただいたときに、25年度で14億3,751万円、30年度末で11億6,023万円、これは約ですね、でした。そうすると、今度は5年間で2億8,000万近く活用していると、こういう話になりますね。これは見込みで、資料にあるのかもしれませんけれども、令和2年度末の残高の見込みと、これから先、長期の財政確保というのはどうしていくのかなというのを、私一つ疑問なのと、そうした基金を活用していったら、いずれ枯渇していってしまうのではないかなというのが危惧されている。じゃあ、そこから先どうするのだという話なのですけれども。将来的な展望と、将来的にも絶対問題はないのかどうか、説明をお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) 令和2年度の財政調整基金の残高見込みということでございますので、まず先にお答えさせていただきます。  予算ベースでは10億5,706万3,000円となる見込みでございます。今後の基金の運用につきましては、やはり目的基金は基金条例に基づいて、適切な財政に充当するということになりますし、財政調整基金につきましては、議員ご指摘のとおり、活用することによって減るというような現実でございます。ただ、現時点では、国が示している標準規模といいますと、財政標準規模の約20%程度を持っていればいいということになってございます。その金額は約3億2,000万円ということですから、これを下回らないような財政運営は必ず必要だということと思っております。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 何年先かわかりませんけれども、おおむね10年先ぐらいだろうと思いますけれども、問題はないと、こう理解をさせていただきます。  それと、前に私も資料いただいているような気もするのですけれども、国有資産等所在市町村交付金が年々、1.9%ぐらいですかね、減額されています。それで、この交付金の減額というのは、長期的に、例えば5年後あたり、幾らぐらいになってしまうのか。これ、村政面にどういう影響を与えているのかお伺いをします。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) 国有資産等所在市町村交付金の5年後の額ということでございましたが、現在は9億7,288万円、令和5年になりますと、9億1,600万円程度となります。この減少分につきましては、交付税で補填がされる仕組みとなってございます、一部でございますけれども。また、自主財源の中では、ふるさと応援寄附金なども活用させていただいて、自主財源を確保して減少分に充てるというような考えが今のところの考えでございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) わかりました。5年後、9億1,000万円ということで、減額される部分については交付税の対象ということで、これ、全額ではなく一部ですよね。ということだから、特には影響がないという理解でよろしいのかどうか、私はそのように理解をさせていただきました。とすれば、こういった減収が続いておりますけれども、村は、いわゆるそうした重点施策の展開については、実施計画で3年シーリングで財源の裏づけをしていますよね。計画的な予算執行には当然のことだと思いますけれども。そういう中で、例えばことしあたり、あるいは来年あたりの実施計画の総事業費と財源の関係、総額でどのぐらいになるのか、バランスをちょっと教えてください。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) 総合計画をつくった時点で、地方財政計画をつくってございますので、その見通しにあわせているところでお答えをさせていただきますと、令和5年度あたりで見ますと、総事業費が25億円ぐらい組める予定になってございます。今の状況ですと、令和2年度ですので、24億9,300万ほどの予定でございます。令和5年度ですと、25億300万ほどの予算が組める予定になってございます。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) そういった事業が組めるということで、それに対する財政措置もきちんとして計画されていると、こういう理解をさせていただきました。  それで、ちょっと私が心配するのは、例えば、ことし23億5,751万円の予算組まれました。これは1億6,000万ぐらいの増ですよね。7.4%。この中で、例えば今、ダムの関係で9億1,000万円、5年後にね。近年で約10億ということですよね。それで、ことしの予算見てみますと、人件費が7億5,576万円ということでありますよね。その人件費を除いても、今後にいわゆる財政負担が強いられる大きな支出経費、財政投資が必要な経費って、考えただけでも消防とか、いわゆる事務管理経費とか公共施設だとか、ごみ処理の広域化の経費も出てくるでしょうし、いろいろな今後の負担が強いられるものがいっぱいあるのですけれども、その辺の手当が、できるのだと思いますけれども。反面、そういうものが住民サービスに私は影響するのだろうと思いますけれども、それは住民サービスに直結した扶助費とか社会保障費、そういったものに影響したら大変なことになりますので、ちょっとその辺の心配がないかどうか、お答えをいただきたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) 細野議員ご指摘のとおり、やはり税収等が崩れれば、今ご心配なところもあると思いますけれども、長期財政計画で見ますと、扶助費につきましては、私どもの村の特出したところなのかもしれませんけれども、大体同じような金額になってございます。また、公債費につきましては、若干、今臨時財政対策債等をかりておりますので、ふえていく見込みとなってございますけれども、義務的経費の割合ですけれども、現状では、計画では8億700万ぐらいを8億1,700万ぐらいに伸びる計画となってございます。そのほかには、今言われますとおり補助的経費などもございますけれども、補助的経費につきましては、例年同じような金額が見込まれているということで、さほど伸びないというような計画をもって進めております。ですけど、やはりいろいろな状況がございますし、今みたいな状況がございますと、やはり本来入るべき税金も入ってこなくなるような景気になってくると思います。こういうのも見まして、その年度年度で、やはり見合う財政状況といいますか、予算を組んで運営していくことが必要かと思っております。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) わかりました。いずれにしても、これからそういった財政負担が伴う事業なり支出があるわけですよ。だから、それが住民サービスを圧迫しないように、ぜひお願いしたいと思います。  もう一つは、清川村が、再々私も申し上げますけれども、本来なら自力でやらなきゃいけない住民サービスの中で、消防とかごみとかし尿とか、あるいは斎場、火葬場とかスポーツジムとか、いろいろ他の近隣市に依存している部分って結構あるのですよね。これ、村民にとっては、やはり自分のところにあって、自分のところで利用できるというのが一番いいわけで、やはり行政が違いますから、その辺の意識は我々も持っています。だから、そういうものについて、これから新しいものを依存していくような場面があるのかどうか、それと、その依存についての考え方、これをお伺いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) 議員言われるように、大きなものを、やはり環境施設組合ですとか消防広域、ごみ、し尿の委託、そういった中ではありますけれども、今いろいろな広域的利用というような観点の中から、運動公園等々、運動施設も厚木、愛川、清川で相互利用もしていますし、図書などもそういった利用はしております。今後は、村がその施設をつくらなくても、同様な市民、町民、村民が同一的な利用ができるような施設運営といいますか、広域連携ができるような取り組みができればと、今そういった方向性に持っていけるように、私自身は考えていきたいと思っているところです。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 依存されるという部分については、広域連携の中で、これは別に否定はしませんけれども、やはり依存をされている村民の感情というのはあると思うのですよ。やはり、その辺のところはきちんと理解をしていただきたいとし、そういう施設を使いやすい環境を、お金を出してもいいから何かこう確立をしてほしいなと思うのですよね。だから荻野運動公園行っても、清川の村民でも町の人でも分け隔てなく使えるような場面というのは必要かなと思いますので、その辺も踏まえてお願いをしておきたいと思います。  あと何点かお聞きしたいのは、附属説明書の49ページに教育振興費があるのですよね、1,302万7,000円。これは清川村が取り組んだ、いわゆるプログラミング教育で、今年度に全児童・生徒にタブレットの端末機を導入されましたよね。これについては、私ども、この間、ちょっと所管事務調査行かせていただきました。令和2年度は、このプログラミング教育、これの児童・生徒に対する指導環境が整備ができたのかどうか。指導要領に沿った指導ができるかどうか、お伺いをします。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口教育委員会参事。 ○教育委員会参事(山口 篤君) それでは、ご質問のほうにお答えいたします。  指導環境につきましては、昨年11月にタブレットの配置以前から、夏季研修等などを実施してきたところではありますが、導入後には、まず関連企業による活用についての研修会、そして、他の自治体等で行われた研修会への村の教職員の参加、また、各種会議等で国・県及び他校の先進的な事例等の情報発信を行ってまいりました。また、2月には、村内において小学校全教員を対象といたしまして、文部科学省の小学校プログラミング教育の手引の作成に携わった有識者を招聘いたしまして、こちらは研修会を実施させていただきました。学校間のつながりも大切にするという観点から、こちらは小学校だけではなく、幼稚園、中学校の先生方も参加していただいております。  活用頻度等につきましては、まだ若干差も見られますが、次年度から、新たにICT教育研修会というものを立ち上げます。こちらにおいて、村内の小学校教員がプログラミング教育も含めまして、ICTの効果的な活用と学力向上に向けて取り組んでいく準備をしております。  以上となります。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) ということは、指導体制、指導環境は整ったという理解でよろしいですね。私も視察して、ちょっと感じとった部分というのは、そういった指導する部分においては、主体的な先生がいらっしゃるのですよね、私見ていたとき。だけれども、その他の先生との指導力というのは、私は平準していないなと、こう理解をしました。ということは、そこのところをきちんと整備していかないと、新年度からきちんとした指導ができないのかなと私は危惧をしていますので、その辺はもし答弁があれば伺いますけれども、私の言い方で間違いなければ、そのように理解しました。  それで、今、ほかの学校と一律の環境というようなお答えだったのでしょうかね。ということであれば、今、文部科学省が一人1台学習端末、それと高速のダイヤル通信ネットワークを一体的に整備をするGIGAスクール構想というのがありますよね。これは昨年、たしか閣議決定されて、補正予算2,318億円が設けられましたよね。この活用は、このタブレットの導入について、あったのかなかったのか、お伺いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 井上学校教育課長。 ○学校教育課長(井上竹夫君) ただいまのご質問について、お答えいたします。  そのGIGAスクールの補助金の関係でございますけれども、先月、文部科学省のほうに再度確認をしに伺ってございます。その際に、今回の導入分については該当にならないと。次回更新を行うときには、その補助金が活用できるのではというところで、回答のほうはいただいております。  以上となります。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) ということは、11月だかに導入した補正予算でしたよね、ちょっと金額忘れましたけれども、その部分については、国庫補助金はないというお話なのですね。ということは、例えばことしの新年度予算にそれを乗せれば、国庫で対応できたという話ではないのでしょうか。 ○議長(岩澤敏雄君) 井上学校教育課長。 ○学校教育課長(井上竹夫君) 今回のGIGAスクールの補助金に関しましては、村で導入後に発表されたものでありまして、その段階ではまだ判明していなかったというところで、昨年度、一人に1台導入したという経過になってございます。  以上になります。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) それを導入したときには、まだ補助金がなかったと言ったけれども、やはりその辺は急にというか、そういう情報が事前に流れたはずで、ほかの市町村だって、簡単に言えば、厚木市だって愛川町だって、元年度はやっていないでしょう。ことし補助金をもらいながら進めているという考え方じゃないのですか。たった半年ぐらいの間に大きな損害を出してしまうというような結果にはなりませんか。その辺の理解をお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 山田教育長。 ○教育長(山田一夫君) GIGAスクール構想、5年間ということでございまして、実は全県の説明会が導入後にございました。そのときに、実は導入したのだけれども、これについて補助金は出るのかというような問い合わせ、それから、文科のほうの説明が県の町村教育長会の中でもございました。そのときにも、私が文科の担当官のほうにお話をしたのですが、それについては持ち帰ってということで、検討するということでしたのですが、その後、井上学校教育課長のほうが文科へ行きまして説明を受けたところ、今回についてはその補助対象にはならないと。しかしながら、GIGAスクール5年間ございますので、3年更新で考えておりますので、その中では当然導入をしていただきたいというようなお話でございました。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) やはり、導入後に説明会があったというお話でありますけれども、指導要綱の中では、もうスタートする時期が決まっているので、どこの市町村だってそういう検討はしていると思うのですよ。だったら、例えばタブレットの関係の補助制度がないのかあるのかというのは、当然確認すべきですよ。私はそう思いますし、タブレットの導入が時期的に早かったために、結果的には村負担が増加したということじゃないですか。結果的にはですよ。だから、ちょっとしたそういう情報収集の中で、そういうことがあるのだろうなということを今私自身認識をしました。それは過ぎちゃったことですからあれですけれどもね。もし、その辺のことについて説明があればお伺いしたいのですけれども、例えば、その補助制度にことしの部分も乗せたとしたら、それでは村負担というのはどのぐらい減額されたのか、今、たしかタブレット幾らでしたっけね。800万ぐらいでしたかね。ということは、2分の1の補助だって、400万ぐらいは浮いたような、そんな感じしますよね。やはり、今後のそういった補助金の獲得の考え方について、ちょっとお伺いしておきます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) わからなきゃ結構です。  それと、もう一つちょっと確認だけしておきたいのは、さっきのGIGAスクールの中の、例えばことし導入される、教育委員会ありますよね、学校ね、それと、たしか機種が3種類ぐらい、WindowsとかGoogleとかありましたよね。そこの部分というのは一律になるのでしょうか、導入に対しての。そうすると、資料がちょっと変わってきちゃうような気がするのだけれども。その辺についてお伺いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 井上学校教育課長。 ○学校教育課長(井上竹夫君) 機種につきましては、どの機種でも対応になります。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 機種が対応するのはわかっているのですけれども。要するに、今度の補助制度の中でやるのであれば、結局は1台、2台買うより10台買ったり100台買ったほうが安いから、その機種を全体で購入して配布するというような考え方なのでしょう。だとしたら、機種が変わってくるじゃないですか。  それでは、その辺については時間の関係で以上にします。  それから、もう一、二点ちょっとお伺いしたいのは、説明書の50ページの中で、オリンピック・パラリンピックの観戦機会を設けると書いてありましたよね。これは、具体に例えばオリンピックのどういう競技とか、パラリンピックのどういう競技とかわかりませんけれども、どの時期にどういう方法で実施をされるのかどうか、その辺お伺いしたいのと、もう一つ施政方針の中で、平和のとうとさを子どもたちにしっかりと伝えるというような意味の記述がありますけれども、その平和事業の取り組みについても含めて、ちょっと端的で結構ですからお伺いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口教育委員会参事。 ○教育委員会参事(山口 篤君) オリンピック・パラリンピックの観戦の機会につきましては、組織委員会のほうより、学校連携観戦チケットについて協力の依頼がありました。このチケットで次世代を担う子どもたちに一生の財産を心に残るような機会、こういった機会を提供していきたいということで、清川村でもこの趣旨を踏まえまして、校長会等とも検討を重ねました。結果、種目のほうはソフトボールを選択しております。また、時期ですけれども、7月26日(日)、こちら10時から12時ということで最終的に組織委員会のほうから割り当てがございます。  また、オリンピック・パラリンピックと関連したところで、国際平和及び理解ということでは、今年度も既に学校でも取り組みを進めております。具体的には、村のPTA連絡協議会において、パラリンピック女子射撃の元日本代表である田口亜希氏による講演会、また、各学校において社会福祉協議会と連携をしまして、パラリンピック種目の体験及び理解の推進、具体的にはボッチャなんていうものをやったりもしています。また、国際パラリンピック委員会の公認教材であります「I'mPOSSIBLE」という教材を活用しまして、シッティングバレーボール、こちらのほうを授業のほうで行いまして、種目の理解、また、そこからかかる国際平和の推進等につなげております。また2年度に向けても、この観戦事業を中心に、さまざまな機会を通してオリンピック・パラリンピックの競技会及び国際平和理解の推進に努めていきたいと考えております。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。
    ○9番(細野洋一君) これ、ちょっと聞き漏れたのかもしれませんけれども、これは全児童・生徒を対象としているということなのですか。学校教育であれば、幼稚園なんかは関係ないというお話なのでしょうか。それと、チケットの手配というのは、今言ったように、全児童・生徒、あるいは園児、全部手配ができているのかどうか、ちょっと。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口教育委員会参事。 ○教育委員会参事(山口 篤君) 対象につきましては、時間帯、あと、時期が時期ですので、熱中症の関係も含めまして、令和2年度の全中学生及び小学6年生を対象として希望者のほうを募っております。こちら希望制として、希望者のほう募りました。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) わかりました。よろしくお願いしたいと思います。夏場の暑い時期でありますので、熱中症等に十分ご注意いただければ。  それと、あと1点、最後にお伺いしておきますけれども、図書館事業の関係なのですね。図書館事業は少し増額をされているみたいでありますけれども、その説明の中には、新たな施設管理職員は、いわゆる安全強化のために配備するような記述があるのですけれども、ちょっとこの理由と、施設運営というのはどういうことをするのか、その辺をちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 山田生涯学習課長。 ○生涯学習課長(山田晴久君) ただいま議員のほうからお話ありました増額につきましては、主には図書館の人件費の関係になります。それからあと、先ほどお話ありました施設の安全管理についてなのですが、こちらにつきましては、図書館でのインターネットをフィルタリングで閲覧できるサイトもあり、また、図書館のパソコンを使用する場合は、使用簿に名前と開始時間を記入する。  大変失礼いたしました。管理人の関係につきましてですが、施設管理人と施設管理補助員は、生涯学習課付の会計年度任用職員として新たに雇用しまして、事故やケガ、火災や災害など及び有事の際の初期対応及び施設管理者の安全・安心のため、迅速かつ適切に対応できるように常駐する職員を配置いたします。  あと、せせらぎ館に施設管理員を配置する必要性についてなのですが、せせらぎ館は土日、祝日がなく、年間350日以上が開館しておりまして、開館中は施設使用者を初め、本村への観光客などの不特定多数の方が利用されます。このような状況の中での開館中での不慮の事故、施設利用者のケガ及び火災や地震等の発生における施設利用者の避難誘導など、施設管理者へは安全に対する備えと有事における迅速な対応が求められております。また、昨年の台風19号では、初めてせせらぎ館が避難所として開設され、今後、台風等の到来により避難所として使用されることが予想されることから、施設の適切な維持管理に努めるとともに、館内の緊急時の避難放送や施設消火等の適正な操作ができる体制を整備するため、常駐の職員を配置したいと考えております。なお、施設管理人とは、館内を巡回いたしますので、不審者等の対応も考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 私、人件費というのはわかるのですけれども、施設管理職員と補助員のということは、二人を、今言われたように、火災とか非常事態発生に備えて来館者の安全・安心を確保するために予算化したと、こういうことですか。 ○議長(岩澤敏雄君) この際、暫時休憩します。2時55分まで休憩します。        ――――――――――――――――――――――――――――                午後 2時37分 休憩                午後 2時55分 再開       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。質疑を続行します。  山田生涯学習課長。 ○生涯学習課長(山田晴久君) 先ほどご質問いただきましたことに関しまして、ご説明させていただきます。  施設管理人の配置につきましては、消防から施設管理の指摘がございまして、安全・安心のため管理人を置かせていただいております。管理人さんにつきましては、1週間、日をあけることなく毎日管理できるよう、管理人さんを二人つけ、毎日施設管理をしていきます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 今のご説明でいくと、これ365日、施設の管理人と補助員の二人で施設を今管理をしていくというようなお話だったかと思いますけれども、ちょっとその確認と、それから、今消防の指摘というようなお話だったのですけれども、あそこは恐らく300人でしたっけ、収容する施設があるので、消防法の中でそういうような指摘があったのだと思いますけれども、具体的にはどういう指摘なのでしょうか、内容ね。 ○議長(岩澤敏雄君) 山田生涯学習課長。 ○生涯学習課長(山田晴久君) 今お話ございましたが、毎日365日ということではなく、開館しています350日以上になるのですが、開館中ということでご了解いただければと思います。  それから、指摘のほうにつきましては、こちら確かに議員のおっしゃるとおり、300人以上の施設になっているのですが、こちらのほうについては、管理人を置くということでなっていましたので、そちらのほうで置かせていただくことになっております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) そうすると、開館をしている日が幾日か知りませんけれども、その日だけお二人とも非常事態に備えるというようなお考えだったのですけれども、具体的にはだからどういう仕事をするのだろうなと。二人も施設管理が必要なのかどうか。私が聞いたのは、その内容を聞いたのですよ。消防ではどういう部分において、どういう職員を配置しなきゃいけないのかということね。それと、今のお話だと、じゃあ、ことしから前は違法状態だったという理解でよろしいのですか。 ○議長(岩澤敏雄君) 山田生涯学習課長。 ○生涯学習課長(山田晴久君) 今議員のほうからお話ありました、毎日二人ということではなくて、開館のときには一日一人ということで考えております。  また、消防につきまして、防火管理者を置くということでさせていただいておりまして、1名資格ある者につきまして、置くような形をとっております。また、施設の管理人さんの業務のほうなのですが、一つは施設利用につきまして、施設利用者に対し、施設使用許可証の手続事務と、あと部屋の鍵の貸し出し、あとミドルホールの可動席等の準備、片づけや音響設備等の操作方法の説明を行ったり、施設の維持管理については、切れた電球の交換や施設設備の不ぐあいの箇所の簡易な修理、また安全管理につきましては、先ほどお話ししました、火災や災害等への初期対応及び施設管理など、避難誘導、関係機関への通報業務、また、警備については、施設内の循環、不審者への対応を考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 今の説明だと、防災関係に資格がある人を一人というお話で、それで説明では、1週間ごとに一人一人交代するというお話ではおかしいのだと思うのですよ。一人の資格者というのは、防災消防士か何かの資格ですか。それと、じゃあ、資格者がいないときはどうするのですか、お伺いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) ただいま細野議員さんからのご質問ですけれども、実は今まであの施設、ご存じのように教育委員会が管理しておりまして、防火管理者も教育委員会の課長がしておりまして、有事の際には、職員が行ったりしていたのですけれども、やはりあそこの施設、議員も心配されますように、多くの方々が最近は利用も頻度も多くなってきておりまして、そこを利用される方々の安全・安心というのはやはり一大事であります。そういった意味で、私どもといたしましても、そこにしっかりと管理者を置いて、施設も管理をしていきたいという思いの中から、開館日には防火管理の資格を持った人を常時配備をして、そこを利用される方も安心して利用できるような体制をとっていきたいということで、私自身も指示をさせていただき、職員を教育委員会のほうに選考をこれからお願いをしているところであります。ご理解いただければと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) じゃあ、確認しますね。消防のほうから指導があった部分については、常時資格のある者を配置して管理をすると、こういうお話で、さっき課長の説明とちょっと違うのですけれども、その辺は確認をさせていただきたいと思います。  それから、今までは違法状態ではないということでいいのですね。今までの管理をしていた方というのは、そういう資格をお持ちなのでしょうか。 ○議長(岩澤敏雄君) 山田生涯学習課長。 ○生涯学習課長(山田晴久君) ただいまのお話につきましては、資格は当時の局長であり、そういった資格を持たれた方がそこに防火管理者としてなっておりました。現在、自分も防火管理のほう持っておりまして、自分は管理ということでさせていただいています。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 申しわけないけれども、ちょっと今何を言われたか、私理解できなかったのですよ。教育長、ちょっと答弁してくださいよ。 ○議長(岩澤敏雄君) 山田教育長。 ○教育長(山田一夫君) 今現在は、生涯学習課長が防火管理者の資格を持っておりますので、そこで全般的な管理をしているところでございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) そうなってくると、今課長がそういう資格を持っているということであれば、あえてお金を使って新しい管理をする人を置く必要ないじゃないですか。そう思いませんか。ちょっとそれについて答えてください。 ○議長(岩澤敏雄君) 山田教育長。 ○教育長(山田一夫君) 先ほど村長のほうからご答弁申し上げましたように、せせらぎ館自体に管理をする管理人、あるいは管理人補助員を置くというような消防のほうからご指導いただきましたので、それにあわせて、こちらでそういうような管理人、あるいは管理人補助員を配置するということでございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) だから、その施設に管理人を置かなくたって、そこの施設を管理する人間がいるわけですから、それはそれで大丈夫だし、みんなそうなのでしょう、だって。役場の庁舎だって、ほかの例えば向こうのやまびこ館にしても何にしても、みんなそういう形になっているんじゃないですか。そこのところはなぜ合理的に処理をされなかったのか、私には理解できませんけれども。そう思いませんか。そこのところ、きちんと説明してください。なぜそこに置いておかなきゃいけないのか。教育委員会に資格持っている人がいるのであれば、今までそういう状態でやってきたわけでしょう。それで違法性はなかったという話なのだから、それでいいじゃないですか。第一、そこに管理人ということで二人配置したとしても、仕事がないじゃないですか。何の仕事をするのですか。 ○議長(岩澤敏雄君) 山田生涯学習課長。 ○生涯学習課長(山田晴久君) 先ほどもお話しさせていただいたのですが、管理人と管理補助員ということで2名を採用して、日々は、開館しているときには1名ということで置かせていただきます。その中で、先ほどとまた繰り返すような形になりますが、施設利用の関係での業務、それから、維持管理に関する業務と安全管理と警備ということで、そのような形をやっていただくような形で考えています。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) いずれにしても、人の人命にかかわる問題ですから、きちんとした管理をしていただいて、もし管理が簡素に経費を余りかけないでできるような状況があるのであれば、改善をしていただきたいなということで、私の質疑を終わります。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まずは、本案に対する反対討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。  細野議員。 ○9番(細野洋一君) それでは、今定例会に提案されました議案第7号、清川村一般会計予算に対し、賛成の立場から討論をさせていただきます。  令和元年度につきましては、暫定予算編成ということでありました。本年度は、岩澤村政初の通年予算ということで、清川村の発展と将来を展望した持続可能な村づくりに意を注いだ編成となっていると思っております。また、令和2年度は、後期基本計画の2年目であり、村の将来像の実現のために重要な時期であります。  さて、令和2年度一般会計予算の歳入歳出の総額は、それぞれ23億5,751万7,000円、前年度比1億6,313万4,000円、7.4%の増であります。初めに、歳入ですけれども、村税は13億2,461万円となり、前年度比1,860万4,000円の減額、村税の構成比は56.2%でありました。繰入金は1億9,847万7,000円、前年度比1億9,029万7,000円の増額となっております。構成比はそれぞれ8.4%、ちなみに前年度は0.4%でございました。村政収入の根幹をなす国有資産等所在市町村交付金が、減価償却によりおよそ2%減額になったわけであります。しかし、他の税収の伸びもありません。厳しい財政状況の中での予算編成であったと思います。  そうした中で、国・県補助金等の獲得やふるさと応援寄附金の増額など、財政確保に向けた職員の取り組みには大いに評価をしたいと思います。  次に、歳出でありますが、総務費の職員研修費は、職員の執務能力、資質を向上するものであり、評価します。集会施設管理事業は、地域コミュニティ活動の推進、あるいはAEDの設置であり、適正であります。村民の安全を確保する交通安全事業、防犯カメラ、あるいは防犯灯のLED化、詐欺防止対策は、時宜に適した取り組みであり、評価します。  民生費は、社会福祉事業や高齢者施策、在宅介護支援、障害者等支援、小児医療支援は適正であります。保育所入所事業等は、適正と考えておりますけれども、先ほどちょっと質疑もありましたが、他の市町村との比較など、財政投資が適正なのかどうか、財政負担の面からも検討が必要と思います。また、放課後児童クラブの充実を要請しておきたいと思います。  衛生費は、村民の健康を守る各種の健診、予防接種事業であり、評価をいたします。なお、そうした健診受診率の向上の検討をお願いしたいと思います。環境対策につきましては、先ほど質疑にもありましたけれども、地球温暖化対策事業のCO2の削減は、世界的な取り組みであります。大方の市町は環境基本計画を策定して、住民、事業者、あるいは学校、小団体等が連携してCO2の削減に取り組んでいるところであります。計画的な取り組みを強く要請いたします。次に、母子保健事業、健康づくり事業は適正であります。ごみ処理及びごみの減量化、資源化の取り組みは適正でありますが、高齢化社会を迎え、ごみの収集方法、あるいはごみの有料化等、検討を要請させていただきます。  農業費であります。遊休地対策、あるいは鳥獣被害対策、地場農産物の栽培促進、あるいは販路拡大等、農林政策要望書が提出されておりますので、推進を図っていただきたいと思います。また、課題である有害鳥獣防止対策の補助枠の拡大は評価をさせていただきます。また、茶園管理の委託生産者の増加、これは抜本的な対策が必要と思います。特に、また遊休農地の活用の検討を要請しておきたいと思います。  林業振興費は、森林の適正管理を実施し、森林の持つ公益的機能を向上させるものであり、適正であります。  商工費は、商工事業者への融資等は適正でありますけれども、先ほども出ておりますように、新型コロナウイルスの影響等も実際にあると思います。融資条件の緩和、そうした融資枠の拡大、こうしたものが必要と思いますので、対応をお願いしたいと思います。  次に、観光費であります。観光振興対策費は、宮ヶ瀬湖周辺への入込客が大幅に増加をして、300万人に達したということで、そうした事業の実績については評価をさせていただきたいと思います。なお、一人当たりの消費額の増額対策、あるいは、観光事業者自身の営業努力が必要と思います。対策を要請しておきます。また、ふれあいセンターの健全運営を阻害している用地借料、これらは検討が必要と思います。  土木費は、前年比約23%の増ということでありまして、村道の新設、改良、道路橋梁維持補修事業は、村民生活に欠かせない道路の安全と利便を推進するものであり、適正であります。なお、道路新設事業の新設及び維持補修にかかる道路整備計画を早目に策定をして、計画的に進めることによって財政負担の平準化を図っていただきたいと思いますので、これは要請をしておきたいと思います。  消防費の消防広域化事業は、村民の安全・安心を推進するものであり、適正であります。災害対策費は、地域防災計画に基づき、災害防止対策や避難等の充実・強化を図るものであり、評価をいたします。  最後に、教育費でありますが、特色ある学校づくり推進事業は、小規模校の優位性を生かした教育の推進ですが、ICT支援員の配置は適正であります。オリンピック・パラリンピック観戦事業、コミュニティスクール推進事業、学校のあり方検討会は適正であります。なお、教育環境の変化に対応するため、迅速な対応を要請しておきたいと思います。なお、文化振興事業は、やはり自治体の文化レベルをあらわすものであって、事業の充実・拡大を要請しておきたいと思います。なお、生涯学習は、大変重要な事業と理解をしますので、これにつきましても検討をお願いしたいと思います。  令和2年度一般会計歳入歳出予算について、意見を踏まえながら討論をいたしましたが、職員の皆さんが英知を結集され、予算編成に当たられたものと思います。改めて職員の皆様のご尽力に感謝と敬意を表します。なお、予算執行に当たっては、村民の暮らしに直結したものであり、迅速な事務処理をお願いし、私の賛成討論といたします。議員諸侯のご賛同を賜りますよう、お願いいたします。  以上、終わります。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに、討論はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これから、議案第7号、令和2年度清川村一般会計予算を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに、賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。  したがって、議案第7号、令和2年度清川村一般会計予算は、原案のとおり可決されました。        ―――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 日程第4、議案第3号、令和2年度清川村国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。担当より、内容説明を求めます。杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) それでは、令和2年度清川村国民健康保険事業特別会計予算の概要につきまして、ご説明申し上げます。  予算に関する附属説明書63ページをごらんください。  令和2年度清川村国民健康保険事業特別会計の歳入歳出予算総額は、歳入歳出、それぞれ3億7,785万9,000円で、前年度と比較して1,135万4,000円、2.9%の減となりました。  主な理由といたしましては、保険給付費及び国民健康保険事業費納付金の減額によるものでございます。令和2年度の加入者は、一般被保険者805人を見込み、また、子育て支援施策等の一環といたしまして、新たに保険加入者のうち18歳以下の子どもにかかる均等割額を免除いたします。  最初に、1の歳入からご説明いたします。  (1)の国民健康保険料は、一般分と退職分を合わせて、医療費分が4,558万7,000円、後期高齢者支援金分1,365万9,000円及び介護保険分596万9,000円、また、子どもにかかる均等割の免除額として101万6,000円の減額を見込み、合計で前年度と比較して5.9%減の6,521万5,000円を計上いたしました。
     (2)の県支出金は、保険給付費等交付金、普通交付金分となりますが、2億5,051万5,000円、特別交付金分2,396万9,000円で、合わせて前年度と比較して3.3%減の2億7,448万4,000円を見込みました。  (3)の財産収入は、基金の利子でございます。  (4)の繰入金は、次の64ページにわたりますが、保険基盤安定繰入金などの一般会計繰入金と、国民健康保険財政調整基金繰入金として、前年度と比較して20.4%増の3,501万1,000円を計上いたしました。  次に、64ページ、(5)の繰越金と(6)の諸収入につきましては、それぞれ前年度の実績をもとに計上しました。  次に、65ページをごらんください。  2の歳出をご説明いたします。  (1)の総務費は、主に人件費等の増により、前年度と比較して32・2%増の1,911万円を計上しました。  (2)の保険給付費は、医療費の減少が見込まれるため、前年度と比較して5.2%減の2億5,205万6,000円を計上しました。  (3)の国民健康保険事業費納付金は、医療費の減少が見込まれるため、前年度と比較して12.0%減の8,659万4,000円を計上しました。  (4)の共同事業拠出金は、退職者医療制度に基づく資格情報等を共同処理するための費用であり、前年度と同額を計上してございます。  (5)の保健事業費は、被保険者の健康増進等のために行う事業に要する費用で、前年度と比較して2.0%増の550万8,000円を計上しました。  (6)の基金積立金は、国民健康保険財政調整基金への積立金として740万2,000円を計上しました。  (7)の公債費は、一時借入金の利子分でございまして、前年度と同額を計上しました。  次に、66ページをごらんください。  (8)の諸支出金は、保険料の過誤納付還付金等で、前年度と同額の15万1,000円を計上しました。  (9)の予備費は、予想外の支出等に備えるための経費でございまして、700万円を計上しました。  続きまして、67ページから71ページは、歳出予算の主要事業の説明でございます。  また、72ページ、73ページは、歳入歳出予算の構成状況で、記載のとおりとなってございます。  最後に、74、75ページの国民健康保険の概要についてご説明いたします。  1の国民健康保険の加入者は、世帯数を509世帯、被保険者数を805人と見込みました。  2の保険料率の状況につきましては、医療費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分のもとの料率等の状況でございます。  75ページの3は、保険料の医療費分、後期高齢者支援金分、介護納付金分の賦課徴収状況と、4は医療費の推移でございます。  以上、清川村国民健康保険事業特別会計予算の概要説明をいたしましたが、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。藤田議員。 ○8番(藤田義友君) この国保事業ですけれども、制度として国民がどれかの保険に加入しなきゃならないということで、私はこの国保に加入しております。私は、今まで予算や決算で常に国保料が高いと、値下げをしてほしいとしてきましたが、今度の予算では均等割を免除する軽減という大変すばらしい予算だと思います。引き続き、私は村長にお聞きします。今後とも値下げをしていくのかということをお聞きしたいのですが。担当課から資料をもらいました。今度の軽減と値下げにつきましては、神奈川県で保険料が33番目ありますけれども、その32番目に安いと。保険料も3,000円ぐらい安くなるということで、私にとっては非常にいい制度だと思いますので、それにつきまして今後とも引き下げをしていくのか、村長よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) このたびの18歳以下の子どもの均等割額の軽減措置は、やはり子育て支援、また納税者のそういった軽減も図っているところで、議員がおっしゃいましたように、国保料につきましては、その時々の状況を見まして、やはり基金も必要なものもあります。先ほど条例改正のときに、担当のほうも申し上げましたけれども、必要な基金は確保しながら保険料を必要において、今回のように下げる必要があれば下げていきたいですし、また、医療費が高額になってきて、国保料のほうに影響があるのであれば、ご相談させていただきながら時代に応じた引き上げも出てくる可能性もありますけれども、とにかく健全な医療体制を持ちながら対応していきたいと思っております。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) ぜひ、先ほど来、いろいろな議員さんから将来の村づくりの中で、財政問題出ました。子育て支援も出ました。人口増の問題もありました。これはやはり知らせていくと。人口ふえていくと、そういう一つの流れだと思う。だから、いろいろな条件あるので、いい面もあると。村にとってはね。ぜひ、これは引き続きそういうことをしながら、国保の運営していただきたいということでございます。  以上であります。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。細野議員。 ○9番(細野洋一君) ちょっと1点だけお伺いしておきたいと思いますけれども、国保の関係の医療費というのは、上昇しているのだろうと思いますし、また高齢化が進めば、やはりそういった経費も増額をしてくるのだろうと思いますけれども。そうした中で、医療費の適正化の取り組み、そういったものについてどういった取り組みをしているのか、あるいはもう一つは、その中には収納の取り組みなんかもあるのだろうと思いますね。そこら辺の取り組みをお伺いしたいのと、もう一つは、私も補助金いただいていますけれども、人間ドックの費用の関係が、ちょっと金額では何人だかわかりませんけれども、この辺の人数とそうした効果、そういったものをお伺いしておきたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) 初めに、適正化についてでございますけれども、こちらの適正化につきましては、保健師と連携をさせていただきまして、検診等を行うことによって重症化あるいは発症等が抑えられるような形で特定保健の保健指導等を行っております。また、その受診率等においても、現在、今年度、昨年度もそうですけれども、県下で1位でございます。そのようなところも健全化のところでは進めておりまして、またそのほかにも、一人の方が多くの病院に通っているというようなときには、その部分、薬をそれぞれの病院で同じような薬をもらわれている方もいらっしゃいます。そういったところの指導も行っていますし、またジェネリック後発薬になりますけれども、ジェネリックへの推進も図っているところでございます。そのような、なるべく医療費が上がらないような健全化の取り組み等を行っているところでございます。  それから、収納体制についてでございますけれども、現在、清川村の収納率においては、県下では上位のほうをしめております。しかしながら、収納率は昨年度、30年度決算では落ちておるところでございまして、現在、税務の収納担当のほうと連携をしながら進めています。そのことによって、専門的な知識を有しておりますので、国保にもその知識を生かしていただくようなことで取り組みをさせていただいております。  それから、人間ドックにつきましては、人数ですけれども、40歳以上が30人、それから、20~40歳未満が二人というふうな予算でございます。実際に受けられている方は、すみません、手持ちがございませんのでお答えできないのですが、ほぼ近い人数の方が受けられているということです。また、二十歳から人間ドックを受けられるということ自体、清川村、特別だというふうに認識しています。ほかは二十歳ではなくて、もう少し年齢が高い方から受けられるというふうな制度でやっているというふうに認識をしてございます。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 適正化の取り組み、ジェネリックとか保健指導、これは受診率が1位ということはすばらしいことだなと思います。逆に、今度、保険料率の関係、要するに、市町村ごとに位置違いますよね。そこの部分でいくと、例えば清川村というのはどのぐらいの位置になるのか、わかればちょっと教えていただければと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) それではお答えいたします。  保険料率につきましても、医療費は県下では低いというところでございますけれども、保険料率については、下位というところではございませんけれども、半ばから少し、すみません、順位は具体にはお答えできませんけれども、少し低目というところで料率は決めてございます。また、料率を決める際に、県央地域とか、あるいは隣接します厚木市さん、あるいは愛川町さんとやりとりをさせていただきながら、同じような上げ幅とか、あるいは下げ幅とか、そういうふうなことで決めております。  すみません、最初に料率の関係でお答えをさせていただきましたけれども、真ん中より若干下ということですけれども、下から数えたほうが早いということで、ここでいきますと32番目ということで、医療費と同じです。ただ、決算ベースになってくると、保険者が少なくなりますので、一人当たりの金額がかなり上がってくるというようなことになります。そこがちょうど中間よりも少し下ぐらいというところになります。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これから、議案第8号、令和2年度清川村国民健康保険事業特別会計予算を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに、賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。  したがって、議案第8号、令和2年度清川村国民健康保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。        ―――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 日程第5、議案第9号、令和2年度清川村簡易水道事業特別会計予算を議題といたします。担当より、内容の説明を求めます。清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) それでは、令和2年度清川村簡易水道事業特別会計予算の概要につきまして、ご説明申し上げます。  附属説明書の77ページをごらんください。  令和2年度清川村簡易水道事業特別会計の歳入歳出予算総額は、歳入歳出、それぞれ1億1,890万8,000円で、前年度と比較しまして3,686万7,000円、44.9%の増となってございます。主な要因といたしましては、給水事業費におけます配水管新設改良事業の増額によるものでございます。  1の歳入からご説明申し上げます。  (1)使用料及び手数料につきましては、5,219万円でございます。そのうち水道使用料は、前年度の実績等をもとに2.6%増の5,210万円を見込んでおります。また、手数料は申請手数料といたしまして、9万円を見込んでおります。  (2)事業収入につきましては、648万円でございます。そのうち、受託工事収入は、宅地開発等に伴う配水管布設工事の受託収入といたしまして、560万円を計上してございます。また、加入負担金は、5件分、88万円を見込んでおります。  (3)財産収入につきましては、財政調整基金の利子といたしまして、2万5,000円を見込んでございます。  (4)繰入金につきましては、財政調整基金からの繰入金として5,488万4,000円を計上してございます。  (5)繰越金につきましては、前年度と同額の500万円を計上してございます。  (6)諸収入につきましては、主に下水道料金収納事務費負担金といたしまして、32万9,000円を計上してございます。  78ページをお開きください。続きまして、2の歳出につきましてご説明申し上げます。  (1)総務費につきましては、4,735万4,000円でございます。そのうち一般管理費は、人件費及び事務管理経費等といたしまして、前年度と比較して3%減の2,163万9,000円を計上しており、主な減額の要因といたしましては、消費税及び地方消費税額の減額によるものでございます。また、水道管理費は、水道施設等の維持管理経費といたしまして、前年度と比較して92%増の2,571万5,000円を計上しております。主な増額の要因といたしましては、水道施設点検業務委託料及び給水管付替事業費の増額によるものでございます。  (2)事業費につきましては、6,647万4,000円でございます。そのうち給水事業費につきましては、配水管布設受託事業費として、前年度と同額の560万円を計上してございます。また、配水管新設・改良事業といたしまして、5,083万2,000円を計上してございます。整備事業費につきましては、水道施設・設備更新事業費といたしまして、前年度と比較し56.1%減の1,564万2,000円を計上してございます。  (3)災害復旧費につきましては、災害に備える経費といたしまして、5,000円を計上してございます。  (4)公債費につきましては、一時借入金の利子といたしまして、前年度と同額の7万5,000円を計上してございます。  (5)予備費につきましては、予測外の支出に備えるため、前年度と同額の500万円を計上してございます。  ページ変わりまして79ページから81ページにつきましては、歳出予算の主要事業の説明でございます。各事業の概要につきましては記載のとおりでございますが、主な事業の概要につきまして、説明をさせていただきます。  80ページの中段をごらんください。  1款、総務費、1項、総務管理費、2目、水道管理費の02給水管付替事業につきましては、新規事業でございます。給水管の整備を行い、安定供給と生活環境の改善を図るため、給水管の付替工事を計上してございます。  81ページの上段をごらんください。  2款、事業費、1項、給水事業費、1目、給水工事費の、配水管新設・改良事業につきましては、こちらも新設事業といたしまして、神奈川県厚木土木事務所によります古在家バイパス新設工事に伴いまして、辺室沢橋の配水管添架工事及び清水ヶ丘地区第2回配水管改良工事を計上してございます。  81ページの下段をごらんください。  2項、整備事業費、1目、整備事業費の01水道施設・設備更新事業につきましては、更新計画に基づきまして、宮ヶ瀬浄水場ろ過機改修工事を計上してございます。  ページ変わりまして82ページ、83ページにつきましては、歳入歳出予算の前年度との比較表、並びに構成状況でございます。  また、84ページは再掲となりますが、事業計画の一覧でございます。記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。  以上、令和2年度清川村簡易水道事業特別会計予算の概要につきまして、ご説明申し上げました。ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。細野議員。 ○9番(細野洋一君) 今ちょっと予算書を見させていただいていますけれども、繰入金、財調からの5,482万余あるのですけれども、これはいわゆる簡易水道施設の更新事業計画、これで長寿命化対策の推進にかかるものなのでしょうか。もしそうであれば、その推進状況と、これから先の財源確保、ずっと財調の繰り入れを続けていくのかどうか、その辺についてお伺いをしておきます。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 財調の繰入金につきましては、主に事業費としまして、配水管新設・改良事業費、それから、整備事業の水道施設・設備更新事業費等に充てるものでございます。水道施設・設備更新事業につきましては、平成29年度から令和8年度までの事業計画として設備の更新を行っているところでございます。  令和8年度まで事業計画を持っておるのですけれども、設備・施設の更新事業ですね、令和3年度からは浄水場等の大きな事業がなくなりますので、見込みといたしましては、使用料収入である程度賄えるのではないかというふうに考えてございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) ちょっと整理をさせていただきますけれども、今財調の関係は、配水管新設工事とおっしゃいましたよね。配水管新設工事の予算額は4,500万なのだけれども、財調の繰入金は5,400万なのですよね。ということは、この配水管工事だけじゃないという理解になりますけれども。そこら辺をちょっと確認したいのと、それから、結局、今お答えになったのは、長寿命化対策の中の財源としては、令和3年から浄水場等の整備がなくなるから、令和3年、いわゆる来年度予算からは使用料だけで対応できるという理解でよろしいですね。確認します。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 先ほど、財調の繰入金に充てる事業といたしまして、配水管新設・改良事業と水道施設・設備更新事業、この二つがメーンの事業になるということでお話をさせていただいたかと思います。  令和3年度以降につきましては、失礼いたしました、説明がちょっと足りなかったもので申しわけございません。令和3年度から令和7年度までは、浄水場のろ過機の改修工事がその間ありませんので、大きな事業が出てこないということから、使用料収入で賄えるのではないかという見込みを立ててございます。もし不足が生じた場合には、また財調からの繰り入れをする必要があるというふうに考えてございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) おおむね理解をさせていただきました。  1点だけちょっとお伺いしたいのは、この配水管新設というのは、古在家バイパスにかかわる配水管橋架工事でよろしいのですね。それで、ちょっと確認したいのは、これには70号線の配水管の工事がないのですけれども、来年度は70号線については整備は一切やらないという理解でいいですか。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長
    まちづくり課長(清水洋一君) 70号線につきましては、前回の台風19号で崩落した部分につきましては、今まだ厚木土木事務所のほうで復旧についての設計をしているということですので、まだどういうふうに水道が復旧されるかというのが確認ができてございません。ですので、当初予算につきましては、計上がされていない状況でございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これから、議案第9号、令和2年度清川村簡易水道事業特別会計予算を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに、賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。  したがって、議案第9号、令和2年度清川村簡易水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。        ―――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 日程第6、議案第10号、令和2年度清川村下水道事業特別会計予算を議題といたします。担当より内容の説明を求めます。清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) それでは、令和2年度清川村下水道事業特別会計予算の概要につきまして、ご説明申し上げます。  附属説明書85ページをごらんください。  令和2年度清川村下水道事業特別会計の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ3億4,730万7,000円で、前年度と比較しまして8,951万7,000円、34.7%の増となってございます。主な要因といたしましては、下水道施設ストックマネジメント計画に基づく改築事業費の増額によるものでございます。  1の歳入からご説明申し上げます。  (1)使用料及び手数料につきましては、3,923万4,000円でございます。そのうち下水道使用料は、前年度と比較しまして0.1%減の3,916万8,000円を見込みました。また、手数料は指定工事店等の登録手数料といたしまして、6万6,000円を見込んでおります。  (2)分担金及び負担金につきましては、受益者分担金といたしまして、前年度と比較し、20%増の120万円を見込んでおります。  (3)国庫支出金につきましては、下水道施設長寿命化事業における下水道施設改築工事実施設計業務委託及び圧送センター計器類更新工事のほか2件の工事にかかる社会資本整備総合交付金といたしまして、前年度と比較して86%増の7,347万7,000円を計上してございます。  (4)繰入金につきましては、一般会計からの繰入金といたしまして、前年度と比較して3.7%減の1億4,609万4,000円を計上してございます。  (5)繰越金につきましては、前年度と同額の500万円を計上してございます。  (6)諸収入につきましては、主に預金利子といたしまして2,000円を計上してございます。  (7)村債につきましては、下水道施設長寿命化事業にかかる下水道事業債として7,340万円、公営企業会計移行事業にかかる公営企業会計適用債として890万円の合計8,230万円を計上してございます。  ページかわりまして、86ページをごらんください。  次に、2の歳出につきましてご説明申し上げます。  (1)総務費につきましては、1億850万8,000円でございます。そのうち一般管理費は、下水道一般事務費として職員給与費及び事務管理経費などと新規事業の公営会計移行事業経費として、前年度と比較し、54.6%増の2,896万2,000円を計上してございます。また、下水道管理費は、下水道施設等の維持管理経費といたしまして、前年度と比較して4.9%増の7,954万6,000円を計上しております。  (2)事業費につきましては、下水道施設長寿命化事業費として、前年度と比較して92%増の1億4,720万1,000円を計上してございます。  (3)災害復旧費につきましては、災害に備える経費として、5,000円を計上してございます。  (4)公債費につきましては、下水道債の元利償還金及び一時借入金利子として、8,659万3,000円を計上してございます。  (5)予備費につきましては、予測外の支出に備えるため、前年度と同額の500万円を計上してございます。  ページ変わりまして87ページから89ページにつきましては、歳出予算の主要事業の説明でございます。各事業の概要につきましては記載のとおりでございますが、主な事業の概要につきまして、説明をさせていただきます。  87ページの下段をごらんください。  1款、総務費、1項、総務管理費、1目、一般管理費の03公営企業会計移行事業につきましては、令和6年度からの公営企業会計移行を目指し必要な資料を作成するための委託料を計上してございます。  続きまして、89ページをごらんください。  2款、事業費、1項、下水道費、2目、下水道整備費の01下水道施設長寿命化事業につきましては、今後、実施してまいります下水道施設改築工事にかかる実施設計書作成業務委託1件と圧送センター計器類更新工事ほか2件の工事を計上してございます。  ページ変わりまして90ページ、91ページにつきましては、歳入歳出予算の前年度との比較表並びに構成状況でございます。記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。  以上、令和2年度清川村下水道事業特別会計予算の概要につきましてご説明申し上げました。ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。細野議員。 ○9番(細野洋一君) これ、繰入金が1億4,609万4,000円、それから村債8,230万円ということで、ストックマネジメント計画の長寿命化対策事業ということで、これのほとんどは原資だろうと思いますけれども。これについては、第1期計画というのが2年から6年まででしたっけ、あるのですけれども、この辺の期間の間にこういったいわゆる繰入金とか村債、こういったものが今後発生していくのかどうか、お伺いしておきたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 村債につきましては、現時点では事業の計画をしておりますので、発生はしないものと見込んでおります。繰入金につきましては、一般会計からの繰入金ということでよろしいですか。ストックマネジメント計画におきまして、令和2年度から令和6年度までの工事を予定しております。その中では、圧送センターの躯体改修工事も令和6年度で予定しております。それからあと、幹線マンホールポンプ場のNo.7ポンプ設備、これらも予定しておりまして、今後マンホールポンプ場のポンプ、こちらがちょっと工事の対象になってくるという予定をしてございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) そうすると、2年から6年までの第1期計画の中で、事業実施にかかる財源不足というのは一般会計からの繰り入れのみで対応すると、こういうことなのですね。そうなってくると、今度、村債も3年度から課徴しないということですから、使用料なんかの改定もあり得るのじゃないかと思うのですよ。その辺、もしあればお答えいただきたいのと、それと、公債費が8,659万3,000円。これちょっと説明してもらいたいのは、元利償還金というか一時借入金の利息だと思いますけれども、ちょっとその辺の元金なんかの説明をしていただきたいのと、今後この償還金というのは何らかの形でふえていくのかどうか、その辺についてお伺いをします。 ○議長(岩澤敏雄君) この際、暫時休憩します。        ――――――――――――――――――――――――――――                午後 3時59分 休憩                午後 4時10分 再開       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。質疑を続行します。  清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) まず、公債費につきましては、今年度8,659万3,000円ありまして、そのうち元金が7,492万2,000円、利子が1,152万1,000円、一時借入金の利子が15万円となっております。合計8,659万3,000円になっております。  先ほど、令和3年度からの事業につきましてご説明申し上げましたけれども、大変申しわけございません、令和3年度からの事業につきましても、国庫補助金と起債を使って事業のほうを実施してまいります。  以上になります。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 公債費の内訳はわかりました。それで、3年度からも村債は活用するということなのですね。そうすると、マネジメントの事業計画というのは、2年から6年まで、もうきちんと計画ができているわけですよね。その中の財政内訳というのは、もう既にできていなきゃおかしいですよね。これだけの財源でこれだけの事業やりますよという計画は、2年から6年までの1期計画の中にできているわけですよね。そうすると、私がさっき聞いたように、公債費というのは毎年の中で、金額はいいですから、例えばことしが全部で8,659万円でしょう。来年も例えばそのぐらいの金額が推移していくのかどうか。それと、このマネジメント計画、それから令和2年から6年までの間に新たな借り入れが発生するのかどうか、そこら辺もマネジメント計画の中できちんと計画していなきゃおかしいですよね。そこら辺の収支というものをちょっとお答えいただきたい。それと、その償還金というものが、来年例えば同じであれば9,000万、それがずっと推移していきますよ。だけど、途中で新たな借り入れがありますよ。それについてはこのぐらいになりますよ。大体、今で言うと6年ぐらいの計画だから、令和6年までとしても、ピークはこのぐらいになりますよ。6年以降も大体そういう状況が続きますよとか、その辺の状況を私はお伺いしたかったのです。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 令和3年度から令和6年度まで、事業計画が作成しております。この中で、大体1億8,000万前後が事業費として毎年予定をしております。こちらにつきまして、国の補助金を活用して対応していく予定でございまして、施設によって補助率は若干違うのですけれども、大体半分は国の補助金を使います。浄化センターにかかる設備については約55%、それから圧送センター、それからマンホールポンプ場につきましては50%の補助率ということになってございます。これらを活用いたしまして事業を実施してまいります。不足する部分につきましては、起債と繰入金を充てて事業のほうを進めてまいります。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) だから、事業費、私聞いたわけじゃなくて、いわゆる公債費がこれからどういうふうに推移していくのかなということをお伺いしたので、わからなければわからないで、あとで資料をください。それと、そういう状況であれば、将来的に使用料、これを当然改定しないとやっていけないと思うのだけれども、その辺の方針というか考え方、マネジメント計画にも恐らくあると思うのだよね。ちょっとそれを教えてください。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 起債の額はふえていくものと考えております。今ご質問の使用料の改定でございますけれども、平成29年度から3カ年かけて徐々に値上げを実施したところでございます。しかしながら、今後、料金改定の時期も、当然、状況を見ながら改定も必要になるというふうに認識をしておりますので、下水道事業の運営委員さんなどのご意見もお聞きしながら検討してまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) いずれにしても、ストックマネジメント計画は、やはり計画的に進めなければ、後々財政負担が発生したりいろいろな状況が、今言ったように使用料が上がったりするわけですから、きちんとやっていただきたいなと思います。  それと、今私、中身聞いたことそんなに難しい問題じゃないと思うのですよ。その会計の中身については、いわゆる企業会計の中で整理するのは簡単なことなのだけれども、この事業については、たしか企業会計へ移行するような話を前に何かで聞いたような気がするのだけれども、それについての考え方、お願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 公営企業会計への移行につきましては、総務大臣から通知のほうが出されておりまして、おそくとも令和6年度の予算から適用するようにということの指導がされております。それで、令和2年度移行していくための準備として、固定資産台帳の整備等の委託を予定してございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) ちょっと確認なのだけれども、企業会計へ移行するのは何年度からですか。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 令和6年度の予算から実施したいと考えております。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これから、議案第10号、令和2年度清川村下水道事業特別会計予算を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに、賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。  したがって、議案第10号、令和2年度清川村下水道事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。        ―――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 日程第7、議案第11号、令和2年度清川村介護保険事業特別会計予算を議題といたします。担当より内容の説明を求めます。平田保健福祉課長。 ○保健福祉課長(平田勝彦君) 令和2年度清川村介護保険事業特別会計予算の概要につきまして、ご説明申し上げます。  予算に関する附属説明書、93ページをごらんください。  令和2年度清川村介護保険事業特別会計の歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ3億6,038万9,000円で、前年度と比較して5,898万5,000円、19.6%の増となりました。主な理由としましては、認知症対応型共同生活介護施設の整備のための介護施設等整備事業補助金の皆増によるものでございます。  介護給付費の財源につきましては、第1号及び第2号被保険者の保険料による社会保険診療報酬支払基金からの交付金が50%、国・県・村の公費が50%の負担割合で構成されてございます。  また、地域支援事業費の財源につきましては、介護予防生活支援サービス事業及び一般介護予防事業は、介護給付費と同じ負担割合ですが、包括的支援事業、任意事業につきましては、第1号被保険者の保険料が23%、国・県・村の公費が77%の負担割合で構成されてございます。  1の歳入につきまして、ご説明申し上げます。  (1)の保険料につきましては、保険給付費及び地域支援事業費の23%分を負担割合として、前年度と比較しまして1.2%減の7,239万円を見込みました。  (2)の国庫支出金につきましては、居宅系保険給付費及び施設系保険給付費負担金として4,949万1,000円、調整交付金として343万7,000円、地域支援事業費交付金として277万6,000円、保険者機能強化推進交付金として40万円を見込み、前年度と比較しまして3.1%増の5,610万4,000円を見込みました。  (3)の支払基金交付金につきましては、社会保険診療報酬支払基金からの介護給付費交付金として7,635万5,000円、地域支援事業支援交付金として294万1,000円を見込み、前年度と比較しまして4.8%増の7,929万6,000円を計上しました。  93ページにわたりまして、(4)の県支出金につきましては、居宅系保険給付費及び施設系保険給付費負担金として4,241万9,000円、地域支援事業費交付金として166万円、介護施設等整備事業補助金として4,870万2,000円などを見込み、前年度と比較しまして124%増の9,278万3,000円を計上いたしました。
     (5)の財産収入は、介護保険給付費支払基金の利子として4,000円を見込みました。  (6)の繰入金につきましては、一般会計繰入金として保険給付費村負担金3,534万9,000円、職員給与費等事務費運営費分1,624万7,000円、地域支援事業費負担分166万円及び低所得者保険料軽減分251万7,000円、介護保険給付費支払基金繰入金として367万円を見込み、前年度と比較しまして5.7%増の5,944万3,000円を計上いたしました。  (7)の繰越金は、前年度繰越金として3万9,000円を見込みました。  (8)の諸収入は、通所型サービス事業利用者負担金等として、33万円を見込みました。  次に、95ページ上段をごらんください。  歳出につきまして、説明申し上げます。  (1)の総務費につきましては、職員の人件費、介護施設等整備事業補助金のほか、介護認定審査会や運営協議会等にかかる経費として、前年度と比較しまして361.7%増の6,394万9,000円を計上いたしました。  (2)の保険給付費につきましては、平成30年度と令和元年度の実績をもとに、居宅介護サービス、施設介護サービス、地域密着型介護サービス、特定入所者介護サービス給付費等の保険給付費を算定した結果、前年度と比較しまして5.3%増の2億8,279万6,000円を計上いたしました。  (3)の地域支援事業費につきましては、高齢者に対する介護予防・生活支援サービス事業、包括的支援事業及び任意事業にかかる経費として、前年度と比較しまして5.6%減の1,244万8,000円を計上しました。  (4)の基金積立金につきましては、介護保険給付費支払基金積立金利子分として4,000円を計上いたしました。  (5)の諸支出金につきましては、第1号被保険者保険料の過誤納付還付金及び国庫給付費等前年度返納金として15万5,000円を計上いたしました。  (6)の公債費につきましては、一時借入金の利子として3万7,000円を計上いたしました。  (7)の予備費につきましては、介護給付費の不足に対応するため、前年度と同額の100万円を計上いたしました。  次に、説明書96ページから105ページにつきましては、歳出予算の主要事業の概要でございます。また、106ページ、107ページにつきましては、歳入歳出予算の前年度との比較表及び構成状況でございます。内容につきましては、それぞれ記載のとおりでございます。  次に、108ページをごらんください。  介護保険事業の概要につきまして、ご説明申し上げます。  1の介護保険被保険者の推移でございますが、一番右の欄、令和2年度において、総人口2,878人、65歳以上の第1号被保険者1,061人、第2号被保険者994名を見込みました。  2の介護保険料の賦課状況でございますが、一番下の欄、令和2年度においては、特別徴収として6,659万8,000円、普通徴収として579万1,000円を見込んでございます。  3の介護認定審査会実施状況でございますが、一番右の欄、令和2年度においては、新規や有効期限が満了する認定者等を192件と見込み、審査会を12回の開催する予定でございます。  次に、109ページをごらんください。  4の要支援・要介護認定状況でございますが、一番右の欄、令和2年度において、要支援1から要介護5までの合計で140人を見込んでございます。  5の介護サービス利用者状況でございますが、一番右の欄、令和2年度においては、居宅介護サービス利用者数を150人、地域密着型サービス利用者数52人、施設介護サービス利用者数36人を見込んでございます。  6の介護給付費状況でございますが、一番下の欄、令和2年度においては、認定者一人当たりの年間利用額を約196万円と見込んでございます。  以上、令和2年度清川村介護保険事業特別会計予算の概要につきまして、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これから、議案第11号、令和2年度清川村介護保険事業特別会計予算を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに、賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。  したがって、議案第11号、令和2年度清川村介護保険事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。        ―――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 日程第8、議案第12号、令和2年度清川村後期高齢者医療事業特別会計予算を議題といたします。担当より、内容の説明を求めます。杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) それでは、令和2年度清川村後期高齢者医療事業特別会計予算の概要について、ご説明いたします。  予算に関する附属説明書111ページをごらんください。  令和2年度清川村後期高齢者医療事業特別会計の歳入歳出予算総額は、歳入歳出それぞれ8,419万7,000円で、前年度と比較して718万8,000円、9.3%の増となりました。この主な要因は、令和2年度が2年に一度の保険料の料率改定年度に当たるため、料率算定の見直しに伴い、広域連合への納付金が増額となったことによるものでございます。本事業の運営主体は、神奈川県後期高齢者医療広域連合で、村は広域連合が賦課決定した保険料の徴収などの事務を行います。被保険者数は、県全体で116万1,058人、うち本村分は474人を見込んでいます。  最初に、1の歳入からご説明いたします。  (1)の後期高齢者医療保険料は、広域連合が試算した保険料で、前年度と比較して20.1%増の3,980万3,000円を計上しました。  (2)の繰入金は、一般会計からの繰入金で、保険基盤安定制度分などの増額に伴い、前年度と比較して1.2%増の4,428万8,000円を計上しました。  (3)の繰越金、(4)の諸収入は、それぞれ前年度と同額を見込みました。  次に、112ページをごらんください。2の歳出をご説明いたします。  (1)の総務費は事務費で、県町村情報システム共同事業組合への負担金の増額により、前年度と比較して7.8%増の47万円を計上しました。  (2)の後期高齢者医療広域連合納付金は、広域連合の試算に基づき、保険料の料率算定の見直しが行われることから、保険料納付金などの増額により、前年度と比較して9.4%増の8,361万6,000円を計上しました。  (3)の諸支出金及び(4)の予備費は、それぞれ前年度と同額を計上しました。  続きまして、113ページは、歳出予算の主要事業の説明でございます。  また、114、115ページは、歳入歳出予算の構成状況でございます。  最後に、116ページの後期高齢者医療の概要でございますが、1の被保険者数は、年度別の人口と被保険者数の内訳で、令和元年度の広域連合に対する本村の割合は0.04%で横ばいでございますが、村の人口に対する被保険者数の割合は15.88%で、昨年度に引き続き増加傾向にございます。  2の後期高齢者医療保険料率でございますが、令和2年度は、先ほど申し上げましたが、改定の年度となりますので、均等割と所得割額がそれぞれ引き上げられます。  3の後期高齢者医療広域連合納付金は、年度別の保険料納付金や拠出金、負担金の内訳でございます。  以上、後期高齢者医療事業特別会計予算の概要説明をいたしましたが、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。  これから、議案第12号、令和2年度清川村後期高齢者医療事業特別会計予算を採決します。  本案は、原案のとおり決定することに、賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。  したがって、議案第12号、令和2年度清川村後期高齢者医療事業特別会計予算は、原案のとおり可決されました。        ―――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 以上で、本日の日程は、全て終了しました。  本日は、これをもって散会いたします。  どうも、ご苦労さまでした。                午後 4時33分 散会...